2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, エネルギー, 環境, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

本校は、「21世紀をたくましく生き抜く生徒の育成を」を学校理念として、ESDの実践活動を通して、社会の変化に自律的に対応でき、社会的・職業的に自立を図る生徒の育成を目標とした。

具体的には、「自ら課題を発見できる力」「課題解決を考える力」「主体的に判断し行動できる力」を柱に、①授業改善に向けた取組。②教科等の横断的な視点による組織的な取組。③外部人材の活用や地域との連携を図った取組。

① 授業改善に向けた取組

「課題発見・解決力」「表現する力」「人と関わる力」を身に付けさせることを目指し、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に努めた。さらに、グループでの討論、表現のスキルの向上、協同して物事に取り組む活動を意図的に取り入れた。そのことにより、様々な立場や状況の人々への理解を深め、コミュニケーション能力の育成につながった。

② 教科等の横断的な視点による組織的な取組

各教科、領域におけるESDの視点を生かした実践を行った。例えば、理科、社会科、技術・家庭科が連携し、「環境エネルギーについて」の授業展開を進めた。また、音楽科では、日本文化伝統教育の一環として「箏」の授業、総合的な学習の時間の中では「言語技術」の授業などに取り組んだ。

③ 外部人材を活用や地域との連携を図った。

【キャリア教育】

将来の夢や目標について考え、勤労観や職業観を育成するとともに、自己実現のために努力する姿勢の育成に取り組んだ。

【減災・防災教育】

地域連携型防災訓練を通して、「地域へのかかわり」「地域へのこだわり」「地域の中での役割」を考えることができた。さらに、災害時には中学生が地域の働き手となることを意識させ、生徒の防災意識を高めることができた。

【地域から学ぶ】

地域の活動に積極的に参加できる場を多く作り、ボランティア体験の活性化を推進した。例年であれば、「社会を明るくする運動」や地域行事である「盆踊り」や「塞ノ神・どんど焼き」の準備を通して、地域の伝統文化に直に触れ地域の方々との交流を図るのですが、今年度は説明等だけで実際に体験できなかった。

 

 

 

 

 

 

来年度の活動計画

ESDの実践を通して社会の変化に自律的に対応でき、社会的・職業的に自立を図る生徒の育成を目標とする。

① 授業改善に向けた取組

・「課題発見・解決力」「表現する力」「人と関わる力」を身に付けさせる。

・協同して物事に取り組む活動を意図的に取り入れた授業。

② 教科等の横断的な視点による組織的な取組。

・各教科、領域におけるESDの視点を生かした授業。

・音楽科での日本文化伝統教育。

・「言語技術」の推進

③ 外部人材や地域との連携を図った取組

・【キャリア教育】 ハローワークとの連携

・【減災・防災教育】 地域連携型防災訓練の実施

・【地域から学ぶ】 「社会を明るくする運動」への参加。「盆踊り」「塞ノ神・どん焼き」の準備への参加