2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 環境, 国際理解, 平和, 人権

英語コースのカリキュラムに学校独自科目として、UNESCO(ユネスコ)を設定し田。また、総合学習時間を活用して、生物多様性・環境、国際理解や人権について外国人講師と一緒にTeam Teachingで学ぶ特色ある授業を展開した。生徒を主体としたボランティア活動の輪が広まり、エコキャップ回収活動、フィリピンの子供達に送るマーブルクレヨンプロジェクト、洪水によって大きな被害を受けたミャンマーへの募金活動を行った。さらに、ユネスコスクール認証を受けている、併設校の清和大学附属八重原幼稚園の保護者の協力も受けて実施している、ユニクロの『助けよう服のチカラプロジェクト』は年々協力の輪が広がっている。市原市及び地域団体と協力したボランティア活動にも取り組み、ユニセフ街頭募金やJR五井駅構内での朝の挨拶運動への参加は、生徒一人ひとりが協働の意義を学ぶ貴重な経験となった。また、英語コースの生徒が、指導案や教材を自分達で作成し、近隣の公立小学校を訪問して、英語の授業を実施する『高校生が英語の先生』プロジェクトを実施した。普段の英語学習の成果が十分に生かされるとともに、年齢の近い高校生との活動を中心とした英語学習を通じて、小学生の学習意欲が高まるとともに、地域交流という点でも注目を受け、訪問依頼の問い合わせが増えている。

来年度の活動計画

国際ロータリークラブ支援のインターアクトクラブ及び2020年度より新たに開設されるGlobal Leader Course(グローバルリーダーコース)の生徒を中心に、生徒と協働した活動を行なっている予定である。2019年度に、千葉県は台風と大雨による甚大な被害を受け、本校にあっても長期間にわたる学校閉鎖を余儀なくされた。そのような中にあって、数年間にわたって生徒間で交流を行ってきた、熊本地震で被害を受けた高校から支援金が届けられた。2020年度は、これまでの活動に継続的に取り組むとともに、県内において未だに不便な生活を強いられている方のために、ボランティア活動に取り組むことを計画している。