2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 国際理解, 平和, 人権

【1】国際理解教育

新型コロナウイルス感染症対策の影響で、海外研修旅行、姉妹校短期留学、グレートプログラム等、多くの本校独自の留学プログラムは中止となったが、その代わりとして新たな取り組みを行った。主なものとして、姉妹校とのオンライン交流、国内English Camp、外国人講師を招いた校内イングリッシュワークショップ、JICA主催の国際協力実体験プログラム、本大学の先生を講師として招いた国際理解講演会、本大学に留学しているベトナム、キルギス、ウクライナ、韓国、インドネシア、中国の留学生による自国の文化紹介等を行った。また、コロナ禍ではあるが、フィリピン・タイ(アジアの架け橋プロジェクト)、ドイツ、アメリカから長期留学生を受入れた。

【2】SDGsを理解し、グローカルリーダーとして地域に貢献できる人材の育成

「総合的な探究の時間」を利用し、生徒全員が5,6人のグループをつくり、「SDGsの視点で日立市を発信する」「SDGsを見据えて 日立の未来を考える」などの学年テーマを決めて、それぞれプレゼンテーションを行った。また、高校2年生は英語の授業を利用し、SDGsの項目の中から興味関心のあるテーマを選び、英語でのプレゼンテーション発表会を行った。

【3】生徒主体の取組

本大学に留学中のウクライナ人留学生への経済支援のための募金活動、また、継続的に行っている「海外絵本ボランティア」「エコキャップ」「コンタクトレンズ空ケース回収」「世界寺子屋運動」「クリスマス献金」等の活動を行った。これらの活動に対し、ユニセフ、日本アイバンク協会から感謝状を頂きました。

【4】国内ユネスコスクールコラボプロジェクト

昨年度から同じユネスコスクールの佐野日本大学中等教育学校と連絡を取り合い、同校主催の「世界平和アートフェス」に本校生が応募したり、本校から学校長と留学生が訪問した。

来年度の活動計画

国際理解教育

姉妹校等の短期留学等も復活するので、異文化に触れ合う機会が増える。よりよいプログラムを作っていく予定。

SDGsの理解・取組

昨年同様、「総合的な探究の時間」の中で、継続的に行い、より充実した内容にしていく予定。また、一般企業の取組を紹介する講演会なども行いたい。さらには、地元企業と連携できるような企画を考えていきたい。

国内ユネスコスクールコラボプロジェクト

2022年から交流を開始した、国内ユネスコスクールとの交流を密にし、共同で行える企画などを検討していきたい。