2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

福祉

本校の学校教育目標は「夢・連帯・感動」、合言葉を「変化は進化」として、郷土に根付いた教育を推し進めています。

具体的には地域理解、福祉教育を柱に、①地域のお年寄りとの交流活動の促進 ②ふるさと写真の撮影と発信を通した郷土学習に力を入れて取り組んでいます。

①「地域のお年寄りに花を届けよう」取り組み期間:2020.6月~2021.2月

生徒がベゴニアの花を一人2鉢を育て、夏休みに届ける活動です。6・7月に生徒自らが、各地域の近所のお年寄り宅を訪問し、活動の趣旨や交流を促進することを理解してもらいました。

7月には暑中見舞いを投函しました。たくさんの反響があり、返事もたくさん届きました。

8月下旬に、花を届けました。多くの方に喜んでもらい、生徒自身もうれしそうな顔でした。

近所に住んでいても生活の時間帯が違うため、接点がないのが現状でした。この活動を通して、地域の絆を深め、生徒も地域の一員としての自覚や役割を果たせたと実感しています。

12月には年賀状を投函。つながりのあるお年寄りからたくさんの返事が届きました。2月には生徒が故郷の景色を撮影したカレンダーを製作し届けます。

この活動はこれからも継続し、中学生の活動を地域に広げ、地域の一員としての役割を担っていきたいです。

②ふるさと写真の撮影と発信を通した郷土学習

ふるさと写真の撮影では「見つめようふるさと、伝えよう私の好きな風景」と題して、全校生徒一人一人が季節ごとの地域の自然や暮らしの風景をカメラで撮影し、厳選した1枚を生徒が選んで掲載しました。全校生徒全員が自慢の写真を載せ2021カレンダーとして地域の全戸に配布します。交流のあるお年寄り宅には直接届け、絆を深めます。

来年度の活動計画

1)地域理解プロジェクト

①地域との交流促進「地域のお年寄りに花を届けよう」

全校生徒が花を育て、地域のお年寄り宅を訪問し、交流を図る。

②親子登山(3年生、夏休み)

身近にある有名な山に登ることで、自然のすばらしさを体験する。

③ふるさと写真の撮影と発信(全学年)

「見つめようふるさと、伝えよう私の好きな風景」と題して、季節ごとに地域の自然や暮らしを撮影して掲示する。また、カレンダーを作成して内外に発信する。

2)防災教育プロジェクト

①家族防災ウィーク等の実施(10月)

防災アンケートをもとに家族で話し合い、災害に備えて準備しておく品物を確認したり、災害が起きた場合にどのように行動するとよいか話し合ったりする。

②防災講演会(10月、2月)

砂防や火山についての講演会を通して、正しい知識を身につけるとともに、命を守るための方法を学ぶ。