2024年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 環境, 人権
※令和8年度に、藤岡市立日野小学校は藤岡市立平井小学校に統合されました。
藤岡市立平井小学校
本校の子どもたちは、教育目標「未来を切り拓く力をもった子どもの育成(西連携型小中一貫校)」の下、地域の方々に温かく見守られながらのびのびと活動しています。
ESD/SDGS活動については、「自分の生活と地域社会の様々な事象との関わりについて、課題を見つけ,仲間と協力しながら問題の解決に積極的に取り組もうとする」、「自分の生活と地域社会の様々な事象との関わりを通して、持続可能な社会づくりへの意識を持ち、自分の生き方を考えようとする」の2つのテーマに取り組んでいます。
これは、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野のうち、「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」、「異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重」に大きく関わるものと捉えており、これらの活動を通して、「他者と協力する力」、「進んで参加する態度」の育成を目指しています。
本年度の活動内容
(1)WDSあいさつ運動
本校児童会役員、校区内中学生、地域の民生委員・児童委員の方々が、「笑顔で」「目を見て」「自分から」を合い言葉に、登校する本校児童にハイタッチやスマイルプレートで迎えてくれます。
登校する児童は自然と笑顔になり、明るく元気に教室に向かいます。すがすがしい1日の始まりです。

(2)地域との協働作戦
①中学校区地域クリーン作戦
自宅から自分が住んでいる地区の公民館や公会堂まで、親子でゴミ拾いをして分別したり、リサイクル資源の回収をしたりしました。
昨年度から、西中学校の生徒がリーダーになって取り組み、地域の方々と一緒に汗を流しました。
②学校ピカピカ大作戦(環境整備作業)
「気持ちよく勉強や運動ができるように、学校をきれいにしよう」と、教室内外の窓拭きや清掃等をしました。保護者、地域の方々と一緒に学校の環境整備に取り組み、晴れやかな気持ちになりました。

③資源回収大作戦
環境に負担をかけない活動を日常化することを目的に、JRC委員会が中心となって、ペットボトルキャップやアルミ缶の回収、募金などのボランティア活動に力を入れています。また、保護者と協力し、家庭に眠っている資源(古紙、段ボール、アルミ缶等)の回収を行っています。「捨てればゴミだが、集めれば資源」というリサイクルの有効性を実感しました。

(2)児童会専門委員会活動
①人権集会
本校では年2回の人権集中学習期間があり、全校で「人権」について考えます。今年の児童会は「かがやく笑顔平井小」をスローガンに掲げ、「ハッピースマイルプロジェクト」を立ち上げました。
「人権の花束」や「お花のお守り」の作成をとおして、「やさしい心と強い心」を理解し、「人はみんな違う。自分も大切、みんなも大切」という考えを共有しました。

②地域の「花いっぱい活動」
学校で育てたマリーゴールドやパンジーを地域の公民館に贈呈しています。この活動をとおして、児童は地域の一員であることを認識したり、地域貢献することの成就感を味わったりすることができました。また、花木に興味をもち、花の名や咲く季節、手入れの仕方等に関心をたかめる児童が増えました。
これらの活動をとおして、子どもたちは他者と協力することの大切さを理解し、さらに地域や学校に愛着や誇りをもつようになりました。
(旧)藤岡市立日野小学校
本校は、環境教育の目標を「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと」として活動してきています。
ESDを「自分たちの生活している地域を知り、そのよさを認識して自然との共生を目指す態度の育成」と捉え、ESDの実践を通して、持続可能な社会構築のための資質向上、地域の未来の担い手としての力の育成を目標としました。
具体的には、動植物、草花、森林など地域の自然環境を柱に、①鮎川の生態系に係わる活動、②花の学び舎づくりに係わる活動、③森林環境に係わる学習を行ってきました。
①鮎川の生態系に係わる活動
「ヤマメのふ化・飼育・放流」「稚鮎の放流」「鮎川の水生生物の観察」「河川清掃・地域清掃」活動を継続して取り組めるようにしたり、環境教室を実施したりすることで、「小さな命をいたわる心」「自然・地域を愛する心」「豊かな自然を有する故郷を誇りに思う心」の育成を目指してきました。
今年度も、市観光協会や漁業協同組合の協力を得て、5月に「稚鮎の放流」を全校児童で行いました。また、3月には学校で育てたヤマメの稚魚を放流する予定です。これらの活動を通して、子どもたちは、自分たちの身近な川の環境をきれいに保つことの重要性に気付くことができました。
②花の学び舎に係わる活動
年間を通して、学校にきれいな花がある環境を整えられるよう、春にはサフィニア、夏にはサルビア、冬にはパンジーの苗をプランターや花壇に全校児童で協力して植える活動をしています。そして、学校で育てたサルビアは、教育活動を支援してくれている関係施設(地元郵便局や交番など)に届ける活動を通して、日頃お世話になっている方々への「感謝の心」と「敬う心」を育成できるようにしてきました。この「花の学び舎」づくりをとおして、みんなで協力して活動することの大切さと、草花を大切にする心情を育てています。
③森林に係わる学習
学校周辺の自然環境、森林のもつ機能、多様性などを学べるようにすることで、森林の重要性を知り、保護していこうという意欲の育成を目指しています。今年度は群馬県フォレストリースクールの活動(樹木・自然観察)で専門家の方を講師に招き、身近な山の植生や森林の活用に仕方について学びました。また、丸太をのこぎりで切り、コースターを作る活動も行いました。その結果、子どもたちは身近な自然に興味をもち、慈しみをもって関われるようになっています。また、自然環境を守る仕事(キャリア教育)について学ぶことができました。
来年度の活動計画
藤岡市立平井小学校
基本的には本年度の活動を継続しつつ、児童が主体となって考え実践する取組や、地域とともに協働する活動を充実させ、自分たちの生活している平井地区、さらには藤岡市を愛し誇りに思う子どもたちを、学校・保護者・地域の方々とともに育てていきます。
(旧)藤岡市立日野小学校
2025年度についても、動植物、草花、森林を柱に、①鮎川の生態系に係わる活動、②花の学び舎に係わる活動、③森林に係わる学習を継続していく予定です。また、群馬県フォレストリースクールの活動を継続し、来年度は「鮎川の水生生物の観察」をとおして、地域とともにSDGsの活動に取り組んでいきます。
