2023年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 人権

※令和8年度に、藤岡市立日野小学校は藤岡市立平井小学校に統合されました。

藤岡市立平井小学校

本校の子どもたちは、教育目標「未来を切り拓く力をもった子どもの育成(西連携型小中一貫校)」の下、地域の方々に温かく見守られながらのびのびと活動しています。
ESD/SDGS活動については、「自分の生活と地域社会の様々な事象との関わりについて、課題を見つけ,仲間と協力しながら問題の解決に積極的に取り組もうとする」、「自分の生活と地域社会の様々な事象との関わりを通して、持続可能な社会づくりへの意識を持ち、自分の生き方を考えようとする」の2つのテーマに取り組んでいます。
これは、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野のうち、「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」、「異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重」に大きく関わるものと捉えており、これらの活動を通して、「他者と協力する力」、「進んで参加する態度」の育成を目指しています。

本年度の活動内容

(1)あいさつ運動
本校児童会役員、校区内中学生、地域の民生・児童委員の方々が、「笑顔で」「目を見て」「自分から」を合い言葉に、登校する本校児童にハイタッチやスマイルプレートでで迎えてくれます。
登校する児童は自然と笑顔になり、明るく元気に教室に向かいます。すがすがしい1日の始まりです。

(2)地域との協働作戦
①中学校区地域クリーン作戦
自宅からお住まいの地区の公民館や公会堂まで、親子でゴミ拾いをして分別したり、リサイクル資源の回収をしたりしました。
今回は、西中学校の生徒がリーダーになって、地域の方、PTA役員の方と一緒に汗を流しました。
②学校ピカピカ大作戦
「気持ちよく勉強や運動ができるように、学校をきれいにしよう」と、校庭の除草や窓拭き等をしました。保護者、地域の方々にも協力していただき、学校の環境整備に取り組みました。
③資源回収大作戦
リサイクルの一環として、キャップ・プルタブ集めを行っています。環境に負担をかけない活動を日常化することを目的に行い、児童専門委員会をリーダーとして全校で取り組んでいます。また、保護者と協力し、家庭に眠っている資源(古紙、段ボール、アルミ缶等)の回収を行っています。「捨てればゴミだが、集めれば資源」というリサイクルの有効性を実感しました。

(2)児童会専門委員会活動
①人権集会
本校では年2回の人権集中学習期間があり、全校で「人権」について考えます。

今年の児童会は「かがやく笑顔平井小」をスローガンに掲げ、「ハッピースマイルプロジェクト」を立ち上げました。
「人権のお守り」や「人権の木」の作成をとおして、「やさしい心と強い心」を理解し、「人はみんな違う。自分も大切、みんなも大切」という考えを共有しました。

②地域の「花いっぱい活動」
学校で育てたマリーゴールドやパンジーを地域の公民館に贈呈しています。この活動をとおして、児童は地域の一員であることを認識したり、地域貢献することの成就感を味わったりすることができました。また、花木に興味をもち、花の名や咲く季節、手入れの仕方等に関心をたかめる児童が増えました。

これらの活動をとおして、子どもたちは他者と協力することの大切さを理解し、さらに地域や学校に愛着や誇りをもつようになりました。

(旧)藤岡市立日野小学校

本校は、環境教育の目標を「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと」として活動してきています。
ESDを「自分たちの生活している地域を知り、そのよさを認識して自然との共生を目指す態度の育成」と捉え、ESDの実践を通して、持続可能な社会構築のための資質向上、地域の未来の担い手としての力の育成を目標としました。
具体的には、動植物、草花、森林など地域の自然環境を柱に、①鮎川の生態系に係わる活動、②花の学び舎づくりに係わる活動、③森林環境に係わる学習を行ってきました。

 

①鮎川の生態系に係わる活動
「ヤマメのふ化・飼育・放流」「稚鮎の放流」「鮎川の水生生物の観察」「河川清掃・地域清掃」活動を継続して取り組めるようにしたり、環境教室を実施したりすることで、「小さな命をいたわる心」「自然・地域を愛する心」「豊かな自然を有する故郷を誇りに思う心」の育成を目指してきました。
今年度も、「稚鮎の放流」後に、市観光協会や漁業協同組合の協力を得て、3年生から6年生までが「鮎の試し釣り」を行いました。子どもたちは、自分たちが放流した鮎が大きく育ったことを感じるとともに、環境を保つことの重要性に気付くことができました。

 

②花の学び舎に係わる活動
年間を通して、学校にきれいな花がある環境を整えられるよう、春にはサルビア、冬にはパンジーの苗を花壇に植える活動をしています。そして、学校で育てたサルビアを、教育活動を支援してくれている関係施設(地元郵便局や交番など)に届ける活動を通して、日頃お世話になっている方々への「感謝の心」と「敬う心」を育成できるようにしてきました。この「花の学び舎」づくりをとおして、草花を大切にする心情の育成と生き物を慈しむ心を育てています。

 

③森林に係わる学習
学校周辺の自然環境、森林のもつ機能、多様性などを学べるようにすることで、森林の重要性を知り、保護していこうという意欲の育成を目指しています。昨年度は地域の方の森林をお借りし、群馬県フォレストリースクールの活動(樹木・自然観察)や林業体験教室を行いました。その結果、子どもたちは身近な自然に興味をもち、慈しみをもって関われるようになっています。また、自然環境を守る仕事(キャリア教育)について学ぶことができました。

来年度の活動計画

藤岡市立平井小学校

来年度の活動計画

 基本的には本年度の活動を継続しつつ、児童が   主体となって考え実践する取組や、地域とともに協働する活動を充実させ、自分たちの生活している平井地区、さらには藤岡市を愛し誇りに思う子どもたちを、学校・保護者・地域の方々とともに育てていきます。

(旧)藤岡市立日野小学校

2024年度については、動植物、草花、森林を柱に、①鮎川の生態系に係わる活動、②花の学び舎に係わる活動、③森林に係わる学習を継続していく予定です。また、群馬県フォレストリースクールの活動を継続し、来年度は「森林・林業体験」をとおして、地域とともにSDGsの活動に取り組んでいきます。