• おかやましりつひがしうねしょうがっこう
  • 岡山市立東疇小学校

  • Okayama Municipal Higashiune Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 気候変動, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

所在地 〒701-0211 岡山市南区東畦656?2
電話番号 086-282-0900
ホームページ http://www.city-okayama.ed.jp/~unekkos/
加盟年 2015

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 気候変動, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

本校は、「ふるさと東畦に学ぶプロジェクト」を活動テーマとして、ESDを「主に地域とのつながりを大切にした活動」と捉え、ESDの実践を通してコミュニケーションを行う力の育成を目標とした。

具体的には、「地域の人・もの・文化との体験活動を通して関わること」「自ら発見したことを伝え合うこと」「一つの学びを次へつなげること」を柱に、①農業の盛んな地域を生かした体験活動、②地域の人材を活用した学習、③福祉施設への訪問活動、④国際理解に関わる学習を行った。

①農業の盛んな地域を生かした体験活動

地域にお住まいの方の田んぼの一画をお借りして、田植え体験・稲刈り体験を行った。加えて今年度は、もみまきの見学も行った。田植え体験の際には、素足で泥の中を歩く感覚を味わいながら田植えの仕方を教えていただき、何十本も植えることができた。また、秋には稲刈りの体験を行い、鎌を使ってたくさんの稲を刈り取ることができた。刈り取り後は、千歯こきでの脱穀という貴重な体験もできた。

②地域の人材を活用した学習

老人クラブの方を学校にお招きして、昔遊び(1年生)、昔体験(3年)を実施した。昔遊びでは、こま回し、けん玉、お手玉などの伝統的な遊びを教えてもらいながら、一緒に楽しく遊ぶことができた。昔体験では、七輪を使って火おこし、あぶり出し等の体験を行った。火おこしでは、その難しさを感じながら、何度も挑戦していた。

③福祉施設への学校訪問

コロナ禍前は、訪問し交流することを実施していたが、利用者の体調を考慮し、交流活動は中止した。校内で、施設の学習をした後、グループごとに利用者に喜んでもらえるにはどのようなことができるか考え、学校やクラスの紹介動画、テラリウム等を作成し、プレゼントした。この活動を通して、福祉について学び、利用されている高齢者の方だけでなく、様々な人々に目を向け、思いやりの気持ちや相手に合わせた接し方の大切さを学ぶことができた。

④国際理解に関わる学習

世界で起きている問題について、日本との類似点や相違点を知ることができた。そして、ごみ・食料・環境問題など様々なことについて知り、同じ人間として困っている人たちのために何かできることはないか考えた。様々な問題について調べることを通して理解を深め、自分たちにもできることに進んで取り組みたいという気持ちをもつことができた。

来年度の活動計画

来年度も今年度と同様の活動を継続していく予定である。地域と密接に関わりながら活動を継続し、持続可能な社会を形成することができる児童を育てていきたい。

【主な活動】

6月  田植え体験(5年生)

10月  稲刈り(5年生)

福祉体験(4年生)

11月  学校安全マップ作り(3年生)

1月  昔遊び(1年生)・昔体験(3年生)

過去の活動報告