2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権

本校では、「グローバル社会を生き抜く力を育み、思いやりと活力に満ちた学校の創造」という経営の基本方針のもと、「地域に根差した活動」と「世界に目を向けた活動」を軸に生徒たちが、持続可能な社会の担い手として必要な下記のような資質、能力を身につけさせることを目的として活動しています。

□地域に根差した活動を行い、地域社会の担い手としての意識を高めることができる生徒の育成を目指す
□世界的な課題に目を向け、その解決に向け自分たちができることに積極的に取り組む生徒の育成を目指す
□平和を維持する国際社会の一員としての自覚と責任を身に付けることができる生徒の育成を目指す。
□人権の意義を理解し、自ら人権意識を高める生徒の育成を目指す
□文化の多様性を尊重する態度の育成を目指す。
1.農業体験学習(全学年 4月~9月 )
地域の基幹産業である農業について実際に体験を通して学習するとともに食の大切さについても考えを深める取り組みを行いました。主にかぼちゃの栽培を行い、収穫したかぼちゃを地域の秋祭りにおいて販売し、売上金をミャンマーの教育支援に募金をしました。
2.校外清掃活動(全学年 6月)
地域の環境保全会の皆さんと共に、学校周辺の校外清掃活動を実施しました。生徒と保全会の方々が3つの班を編成し、各方面の道路沿いの清掃活動を行いました。また、ゴミの不法投棄、ポイ捨てをなくすために啓発看板を作成し、地域に設置しています。この活動は、理科の環境に関する学習と関連付けて実施しています。
3.アイヌ文化学習(全学年、小中合同 10月)
アイヌ文化振興・研究推進機構より講師に来校いただき、北海道の先住民族であるアイヌ民族の文化、歴史を知るための授業を実施して、人権の尊重、文化の多様性の尊重などの価値観を育成しています。また、この授業に関連して、地元の講師による人権教室も開催しています。

4.下の句カルタ大会の開催(全学年 12月 )
千歳市の適応指導教室「おあしす」の児童生徒、地域の老人クラブの方を招待し大会を開催し、交流を図るなどして、地元の大切な文化を継承することに取り組んでいます。
5.募金活動及び国際交流(全学年 9月 )
農業体験活動でかぼちゃを販売した売上金を、ミヤンマーの子どもたちの教育支援金として寄付しました。また、支援した子どもとの交流を促進し、コミュニケーション力の向上を図ると共に、ミヤンマーの現状について、地域において情報発信しました。
6.国際理解教育(全学年 12月)
例年12月の土曜授業で、JICAの講師をお呼びして、『国際理解教育』を実施している。昨年はラオス、今年はネパールの諸外国の文化等について、理解を深めました。

来年度の活動計画

1.地域に根差した活動
(1)農業体験学習(全学年 4月~9月 )
(2)校外清掃活動(全学年 6月 )
(3)下の句カルタ大会の開催(全学年 12月 )
(4)アイヌ文化学習(全学年 10月 )
2.世界に目を向けた活動
(1)募金活動及び国際交流(全学年 9月 )
(2)世界を知る授業(全学年  12月 )
(3)英語暗唱大会への参加(全学年(希望者)10月 課外活動)