2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費

当校は,「世界へ羽ばたく人材の育成」を学校理念としており,ESDを「人とのつながりを軸に,世界で活躍できる生徒を育む教育活動の実践」と捉え,ESDの実践を通して「多様な人間性の育成」と「英語力の養成」を目標とした教育活動を実践した。

具体的には,国内外を通じた国際交流を柱に,①寺子屋リーフレット作成活動、②海外派遣事業を通じての国際交流,③校内での活動を軸に活動を行った。

 

・寺子屋リーフレット作成活動

 〇高2全クラスで実施。ユネスコについて深く学ぶ授業を展開。

例年の恒例行事として,今年も、日本ユネスコ協会連盟主催「リーフレット制作プロジェクトコンテスト」への応募を行った。本事業では,授業の最初に「ユネスコとはどんな団体か」,「ユネスコとは何の略か」という本校オリジナルのプリントを生徒に配布。じっくりと時間をかけながら,貴団体の発足の歴史や,世界を取り巻く問題などについて理解を深めていった。授業の最後には学習のまとめとしてリーフレットを作成し,貴団体へ提出を行った。 

・海外派遣事業を通じての国際交流(新型コロナウイルスにより,国内での国際交流となった。)

〇国際紅白歌合戦の運営ボランティア (2021年11月)

<主催> 国際紅白歌合戦実行委員会

<後援> 大阪観光局 外務省 日本アセアンセンター 海外日系人協会

出演者への案内を担当。

③-1 フェアトレード商品の販売

 海外研修に参加した生徒が,発展途上国の現状を知り,何かの支援をしたいということから発案。

③-2 盲導犬育成の支援のためのグッズ販売と募金活動

学園祭の時に日本ライトハウスの活動である「盲導犬育成」の支援としてグッズの販売と

募金活動を行った。

③ -3 「生活用水」について学ぶ

日本は,「水が豊か」といわれているが,食糧の輸入が多い。

「バーチャルウォーター」の概念や海外での生活用水の現状を知り,私たちが使っている生活用水

について考えた。

③―4 車いすダンスの体験と講演

車いすダンスの体験と障がい者の方の講演を聞き,

どのようにすれば,生きやすい社会(「共に生きる」)ができるかを考えた。

 

来年度の活動計画

ESDの実践を通して「多様な人間性の育成」と「英語力の養成」を目標とした教育活動を通して,例年実施している①寺子屋リーフレット作成活動、②海外派遣事業を通じての国際交流、③校内での活動を軸に活動を行う予定である。