2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 貧困

当学園は、「人格を尊重しよう」「平和を心につちかおう」をモットーとして、

主に国際交流を通じ、生徒の国際理解、文化理解を育むことを目標とした。具体的には、①長期留学生の受け入れ、②ホームステイ、③ドイツとの交流、④ボランティア部による地域協力、⑤インターナショナル部による八王子国際交流フェスティバルの参加、⑥中学生による畳文化体験等を通例実施しているが、コロナ禍により準備・検討はしていたものの、実施できなかったものがあった。

 

<長期留学生の受け入れ>

 

(1)セネガルよりスポーツ留学生として男子生徒を1名受け入れた。留学生はクラブ活動においてはウィンターカップに出場するなどの活躍をし、学校では一般の授業だけでなく、日本語の授業にも参加し熱心に学習した。1名は高校卒業まで当学園に在学する予定。

(2)AFS日本協会の依頼により、アメリカより男子生徒1名を交換留学生として受け入れた。留学生は本校生徒と学校生活全般を共にし、日本語力の向上と日本文化の理解に努めた。

(3)ドイツより女子生徒1名を交換留学生として受け入れた。

 

<ホームステイに関わる活動>

 

(1)コロナ禍により本校主催のアメリカでの短期語学研修旅行は中止。

(2)コロナ禍により本校主催オーストラリアでの短期語学研修旅行は中止。

(3)コロナ禍により本校と提携のあるニュージーランド、アッシュバートンカレッジでの短期語学留学は中止。

<ドイツヴリーツェン市との交流に関わる活動>

ドイツヴリーツェン市で毎年行われる、肥沼信次博士の慰霊祭に向けて、当学園のボランティア部を中心として生徒たちが作製した千羽鶴を寄贈した。肥沼信次博士は第二次世界大戦後のドイツにおいて医療活動に尽力し、現地で病死した八王子市出身の医師である。2017年9月には市民団体から八王子市に顕彰碑が寄贈された。本校の姉妹校である聖ヨハニタ学園もヴリーツェン市にあるので今後も交流が続いていくことが期待される。

 

<ボランティア部による地域協力に関わる活動>

(1)手話・点字学習。絵本を点訳して盲学校への寄付を行った。

(2)近隣の医療施設、保育園、重度障害児通所施設、知的障碍者施設へ定期的に訪問し、ボランティア等を行い、交流を深めた。

(3)地域包括センターと連携し高齢者、認知症対応のボランティアを行った。

(4)使用済みコンタクトレンズケースの回収を行い、回収後はアイバンクへ寄付している。

(5)地域の清掃活動を行い、地域協力を行っている。

(6)その他募金活動も広く行っている。(ユニセフ・赤い羽根・あしなが・赤十字等)

 

<コロナ禍により八王子国際交流フェスティバル参加に関わる活動>

コロナ禍により中止

 

<畳文化体験に関わる活動>

コロナ禍により中止

その他

各教科内での授業実践の場でも、国際理解教育を幅広く行っている。

来年度の活動計画

当学園は、「人格を尊重しよう」「平和を心につちかおう」をモットーとして、

主に国際交流を通じ、生徒の国際理解、文化理解を育むことを目標とした。具体的には、①長期留学生の受け入れ、②ホームステイ、③ドイツとの交流、④ボランティア部による地域協力、⑤インターナショナル部による八王子国際交流フェスティバルの参加、⑥中学生による畳文化体験等を行う予定。