所在地 | 〒720-0092 広島県福山市山手町一丁目5番1号 |
---|---|
電話番号 | 084-952-1291 |
ホームページ | |
加盟年 | - |
2024年度活動報告
生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)
(1年生)
生活科【単元内容】
- 冬の遊びを考える。→体があたたまるあそび→みんなで一緒に遊べるあそび
- 昔の遊びを考える。(けんだま・お手玉など12種類)
- 保育所の子どもたちを学校へ招いて一緒に昔遊びをしたり,やり方を教えたりして交流を深めた。
【成果】
・たくさんの昔遊びをコツを考えた。(お手玉・あやとり・めんこ・けん玉・ゴムとび・紙飛行機・折り紙・けんけんパ・ビー玉投げ・手遊び
(ずいずいずっころばしなど)・コマ回し 計12種類)
・保育所の子どもたちとたくさん触れ合えうことができた。
・色んなお話ができ、優しく教えてあげることができた。
(2年生)
生活科【単元内容】
- 山手町の公共施設やお店について、知っていることを話し合う。
- 調べたい場所と調べたい内容を考える。
- 町探険に行き、お店を見学したりお店の人にインタビューをしたりして詳しく調べる。
- 調べたことの中から、みんなに伝えたいことをまとめる。
- 発表会を開き、お互いに調べたことを伝える。
【成果】
・知りたいことを考えて見学に行くことで、目的意識をもって見学やインタビューを行うことができた。
・グループごとに分かれて見学へ行くことで、責任感をもって見学やインタビューを行うことができた。
・見学やインタビューを通して、働く人々の工夫や思いを知ることができた。
・相手意識をもたせることで、写真を活用したりして発表内容を工夫することができた。
・見学を通して、山手町の施設やお店に親しみをもつことができた。
【課題】
・まとめの時間を取るために、1学期の町探検の振り返りと合わせて取り組み始めるなど、開始時期を早める。
・ポスターやクイズなど、まとめる方法をいろいろ提示し、自分たちで選ばせるとよかった。
・児童の希望に合わせて、もっとたくさんの場所へ見学に行けるとよかった。
・施設やお店の人を招待したり、参観日に発表したりするなど、多くの人に見てもらえる工夫が必要だった。
(3年生)
総合的な学習の時間【単元内容】
・1学期の「山手町を知ろう」を受けて、福山市について興味を持ち、課題を設定する。
・図書館の本やインターネットなどを使って、福山市の特徴を調べる。
・調べたことを壁新聞にまとめ、発表し合う。
・壁新聞を説明している動画を韓国の龍南小学校へ発信する。
【成果】
・自分たちの住んでいる福山の特産物を調べることで、土地の様子や気候を生かした産業に興味を持つことができた。
・福山市のシンボル「ばら」について調べることを通して、戦争や福山空襲の悲惨さについて知ることができた。また、戦後に多くの人が協力し
て市を復興したこと知り、市民の力強さや平和のありがたさについて考えることができた。
・福山城について調べ、福山の歴史について興味を持ち、3学期の総合的な学習の時間の福山の歴史パンフレットづくりや社会科の昔のくらしの学習へ発展することができた。
【課題】
・実際に見学したり、話を聞いたりすることで学習がさらに深まると考える。
・調べてまとめたことをクラス内だけでなく、他学年や保護者、地域にも発信できるといいと思う。
(4年生)
総合的な学習の時間【単元内容】
・「戦争」や「平和」について調べたことをもとに、平和の大切さを多くの人に伝えたり、平和な世の中を持続させたりするために自分たちができることを考え、「千羽鶴作り」を全学年に呼びかけた。
・原爆の子の像の前で平和の集いを行い、作成した千羽鶴を捧げた。また、慰霊碑の前で黙とうをした。
・平和記念資料館の見学を通して、学びを深めた。
・調べたことや見学で学習したことをロイロノートにまとめた。
【成果】
・平和学習を通して学んだことをロイロノートにまとめることができた。
【課題】
・社会見学の際に、碑巡りや語りべの話を聞く活動を入れるとより内容が深まる。
・学習したことが生活場面や学校活動に生かされるとよかった。
(5年生)
総合的な学習の時間【単元内容】
①防災教室を開催し、「災害」「防災」について学習。
②自分たちの地域で起きた災害について学習。(ハザードマップ等の活用)
③福川排水機場について学習。(見学)
④喫茶サロンにて学習の成果を発表。
福川排水機場のパンフレット作成。(作成途中)
【成果】
・自分たちの地域で起きた災害を知ることで、「自分事」として学習に臨むことができた。
・地域の一員として、命を守るためにできた「福川排水機場」について広めていくことの大切さも感じることができた。
・国語科など他教科との関連を意識しながら学習することができた。
【課題】
・2学期だけでは学習をまとめることができなかった。3学期以降も継続して取り組んでいく。
(6年生)
総合的な学習の時間【単元内容】
・学習計画を立て、難民キャンプに贈る服の寄付を呼びかける活動をどこで実施するのか、子どもたちが決める。
・山手町内合計6個所で活動を展開することが決定!!
(山手小学校・山手公民館・ハローズ山手店・オンリーワン山手店・セブンイレブン福山山手店・ファミリーマート福山山手店)
・子どもたちが作ったポスターを持って山手町内個所を訪問する。
・服の回収→集計→デザインした段ボールに詰める→発送
【成果】
・活動をする場所も含めて、子どもたちが1から考えた。
・1103着の服を、難民居住区(世界最大の難民居住地)に寄付することができた!!
→事務局のスタッフの方によると、「新しい服を着ると,子どもが自信をもって学校へ行ける。」など言いながら嬉しそうに服を受けとられた。
・今回の学習を通して、子どもたちは「自分たちが発信したことに、たくさんの人が協力して下さって嬉しかった。」「自分たちにも世界のために出来ることはあると思った。」「難民の方を救いたいという意識になった。」など感想を言っていた。
→周りの人への感謝、世界の問題に対して主体的に取り組む姿勢、国際理解の深まり、服のチカラの発信
【課題】
・インターネットや動画などの方法を使って、たくさんの人に発信すれば、より多くの人に協力をしてもらうことができたと思う。
来年度の活動計画
今年度と同様に、全学年でESDがSDGsにつながることを全教職員が認識し、全校で取り組んでいく。特に、SDGsの16項目の中の「住み続けられる町づくりを」「平和と公正をすべての人に」を中心に取り組みを進めていく。また、教育研究においても、ESDの視点を取り入れ、本校の研究主題である「夢中になる授業」をめざしていく。