2020年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 世界遺産・地域の文化財等, 人権
本校は、ESDの視点に立った実践を通して、教育目標である「未来を切り拓く力をもった子どもの育成」を目指しています。今年度も、地域社会を愛し持続可能な社会・環境を担う人づくりと、自他を大切にする集団づくりに重点を置いて教育実践を行いました。
持続可能な社会・環境を目指して、「西中ISO活動」としてエコ&リサイクル活動を実践しています。「循環型社会」意識して、3R活動①リデュース(ごみを減らす)②リユース(繰り返し使う)③リサイクル(再利用する)に、生徒会本部・環境委員会・JRC委員会を核として、全校生徒で取り組んでいます。古紙・牛乳パック・ペットボトルキャップ・アルミ缶の回収などを行い、市ボランティアネットワーク組織を通して「カンボジアの子どもたちへの支援活動」に協力しています。また、地域教材として「養蚕改良高山社」の創始者・高山長五郎を取り上げ、その生き方から自らの生き方について学び、考える学習を行っています。これらの活動や学習を通して地域社会を愛し、持続可能な社会・環境を担う人づくりの素地を培ってきました。
例年は年2回の人権集中学習を実施していますが、今年度は1回のみでした。「1分間トーク」を行い、自分自身の気持ちや考えを表現し合う活動を通して、互いを理解することや、自分を受け入れてもらうことで自尊感情を持ち、他人を大切にする人権尊重の考え方が身につくよう工夫しました。
このような取り組みがESDで目指している持続可能な社会づくりに必要な能力や態度につながり、未来を切り拓く力をもった社会人となってくれることを強く願っています。
来年度の活動計画
○「西中ISO活動」の継続と充実
○人権集中学習
○高山社学