2022年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 文化多様性, 国際理解, 人権, ジェンダー平等, 食育, 貧困
本校においては、生徒会が主体となり、生徒専門委員会を通じてSDGsの推進に取り組んでいる。また、指導者側も、あらゆる教育活動や行事について、SDGsの17項目のどれに関連づけて活動をしているのかを十分に考慮した上で企画をし、企画書にもアイコンを明示するなどの方法で、学校全体でのSDGsへの取組を意識化している。
昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症による活動の制約が大きい中であったが、本校の特徴的な取組として以下の2点を挙げる
(1)人権学習
みんなで力を合わせて人権感覚を高め、だれもが大切にされる学校づくりを進める。
①前期人権集中学習旬間
「がっちゅうレインボープロジェクト」~お互いの個性を認め合い、東中のオリジナルレインボーを作ろう~というテーマで、「相手のよいところを見つける活動」や「細かな変化に気づくための活動」、「あいさつ運動」に集中して取り組んだ。
集中学習旬間の最後に「いじめをなくすためにはどうすればよいか」というテーマで、クラスで話し合った内容をもとに全校生徒でパネルディスカッションを行うことで、生徒自身が問題意識をもつことができた。
②後期人権集中学習旬間
「がっちゅうサンシャインプロジェクト」~人権についての知識を増やし、さらに輝く東中を作っていこう~というテーマで、「学年ごとに、群馬県の人権教育重要課題の中から一つずつ選んで、何が問題になっているのかをしっかり学んでいくこと」や「笑顔であいさつを交わそう」に集中して取り組んだ。
(2)リサイクル活動から福祉活動へ
生徒自身の家庭や周辺地域からアルミ缶、スチール缶、ペットボトルキャップを集め、リサイクルを推進すると同時に、収益金で地元の福祉施設に物品寄贈を行った。
この他に、本年度は、服装や身だしなみなどの約束事項を見直す中で、多様性の理解を進めることができた。
来年度の活動計画
・感染症の状況を見極めながら、活動を工夫し、活性化する。
・SDGsの考え方の一層の浸透を図るとともに、SDGsの考え方に基づいて行動することができる生徒を育成する。