2019年度活動報告

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本年度の活動内容

活動分野

平和

本校は、「真理・真実を追求する人間的自立」を学校理念として、人類が築いた人権や平和の概念をESDの核として捉え、実践を通して人類自らが平和で持続可能な国際社会を守り育てる力の育成を目標とした。

具体的には、平和学習を柱に、①ヒロシマでの学習、②平和を守り伝える人に出会う学習を行った。

①ヒロシマでの学習

本校の6年生はヒロシマ修学旅行の事前学習として原子爆弾の3つの被害等を学ぶ。現地の学習では平和公園の他、旧陸軍被服支しょうや町の様々な所に残る被害の爪痕を見学し、核兵器の威力の大きさを学んだ。また、被曝者や被爆体験を伝承者された方に講話をいただき、被害の実相を直接聞き取る活動を行った。修学旅行から帰った後、全校集会や縦割りグループを通じて、全校児童に伝える活動を行った。

②平和について語り伝える人に出会う学習

 ①に挙げた被爆体験伝承者とは、自身に被爆体験がない方が、被爆者の方の話を語り継ぐ活動を行っている方である。奈良県に在住の被爆体験伝承者の方を招き、被爆体験講話とともに、伝承者としての活動の内容やその意味について話していただいた。また、若い学生たちが平和を目指して実際に行動に移した取組として、「世界の子どもの平和像」を取り上げ、広島や京都の像を見学し、当時像の建設に携わった方にお話を聞く活動を行った。伝承者の方や「世界の子どもの平和像」の建設に携わった方々の、平和を目指して行動した生き方に学び、児童一人一人が語り継ぎ行動に移す大切さに気づくことができた。

来年度の活動計画

平和のために活動する人々と出会う学習は継続して行う。1月には、核廃絶禁止条約の締結に貢献したことで、ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の参加団体、ピースボートの方にお越しいただき、核廃絶に向けた取り組みについて講話をいただく。被爆体験伝承者や「世界の子どもの平和像」の建設に関わった学生たちと同じように、被爆体験がない、若い世代の活動に出会うことで、児童自身が平和について語り継ぐ意味を見出すものと考えている。