2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費

ESDへの関わりを通して、「広い視野を持ち、よりよい社会の実現に向けて常に探求し実践できる人」を育てようと努めている。
①「環境・生物多様性・エコパーク」に関わる活動
・中等部1年生の体験学習(志賀高原、3泊4日、7月実施)において、出発前に、気象・動植物・地質などの自然環境やユネスコエコパークについて調べ、現地にてユネスコエコパークに登録されている志賀高原大沼池めぐりや自然観察、事後ミーティングを現地ガイドとともに行った。文化祭にて事後発表をしている。
・保健体育(中等部2年、環境学習)
グループ活動で環境問題を6時間ほど調べ学習を行い、クラス内発表を行った。
・生徒の活動
執行部では、「服の力プロジェクト」に毎年参加し、全校生徒参加のもと服を回収し発展途上国に送っている。また、ベルマーク回収・ユニセフ募金を行ったている。文化祭において、震災復興プロジェクトを行い収益金を寄付している。
また、中等部2年生は年間の取り組みとして学校周りを朝掃除している。
②「人権・平和・環境・国際理解」に関わる活動
・高等部1年生学習体験旅行(5泊6日西九州、3月下旬実施)
「人権・平和」について、長崎では被爆者から話しを伺い、全校生徒で折った折り鶴を原爆資料館に寄贈した。「環境」について理解を深めるために、諫早湾を訪れ、水俣では被害者から話を伺った。「国際理解」を深めるために、薩摩焼陶工沈氏の話しを伺い、名護屋城見学を行うなど、朝鮮半島や諸外国との歴史関係を学んだ。
③その他
今年度も、教職員活動の一環では、EMS委員会(環境マネジメントシステム)のもと、環境への意識向上に努めている。

来年度の活動計画

2020年度も、上記の活動を、宿泊行事・文化祭などの学校行事また、土曜プログラム(特別授業)などの場面で実施していきたい。
また、防災活動は避難訓練など年間を通して行い、中等部1年生では自宅近隣から学校へのルートを歩いたりしてレポートを提出させているが、この取り組みもより充実させていきたい。生徒会活動においては、ボランティア活動をより充実していきたい。