2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解, 平和, 持続可能な生産と消費

本校は、「捨我精進(自分本位の我を捨て、目標に向かって努力し続ける、他人(ひと)よかれと講堂すること)」を学校理念として教育活動を行っている。SDGSへの関わりを通して、「広い視野を持ち、より良い社会の実現に向けて常に探求できる人」を育てようと努めている。

⓵「環境・生物多様性・エコパーク」に関わる活動

・中等部1年生「体験学習」(3泊4日、7月実施)志賀高原

今年度は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で中止になった。

・保健体育(中等部2年生 環境学習)

環境と健康について学ぶ。変化する環境問題について、グループで調べ、

発表をし、今後の課題を考えた。

・生徒の活動

例年、生徒会執行部で、「服のチカラプロジェクト」に参加し、全校生に呼びかけて着なくなった子供服の回収を行い、必要とされる国々へ送っている。

今年度は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で中止になった。

また、適宜ベルマークの回収、ユニセフ募金を行っている。今年度は、27,207円の募金をした。環境委員会は、文化祭でのごみ分別・回収を行い、資源回収・削減に努めた。

2月8日からは、全校お掃除キャンペーンを実施し、環境美化を推進した。

②「人権・平和・環境・国際理解」に関わる活動

・高等部1年生「学習体験旅行」(5泊6日、3月末から4月始め、九州)

「人権・平和」について理解を深めるため、長崎では被爆者から直接話しを伺い、また、自主研修ではフィールドワークを行っている。長崎1万人署名を全校生徒保護者に呼びかけ、折り鶴を長崎原爆資料館に寄贈している。「環境」について理解を深めるために、諫早湾を訪れ、人間と環境の強制について考え、水俣で講演会やフィールドワークを実施している。「国際理解」を深めるために、薩摩焼陶工第15代沈氏のお話しを伺い、名護屋城を見学し、朝鮮半島や諸外国との歴史的関係を学んでいる。

今年度は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で中止になった。

⓷その他

教職員で、EMS委員会(田園調布学園中等部高等部環境マネジメントシステム)をつくり、環境への意識向上に努めている。

 

来年度の活動計画

上記の活動を、さまざまな場面で継続していきたい。子年度は、行事の縮小、宿泊行事の中止など、生徒活動が制限されてきた。その中でも、実施できたことはしっかりと継続し、できなかったことは、再度中身を吟味して発展させてやっていきたい。さらに、生徒会執行部、各委員会、クラブ活動を通して、生徒主体の活動を引き続き支援していきたい。