2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 国際理解, 平和, 人権, 食育, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本校は、国際化社会に対応しうる人材育成を目指して、前身の千葉県立松戸東高等学校から、平成6年4月に、校名を松戸国際高等学校とし現在に至っている。外国人・帰国生徒等の受け入れと共に国際教養科を有し、国際交流、国際理解教育等に力を入れている。ユネスコスクール、そしてESDの目指す、地球規模課題の解決に向けて自ら考え動く生徒の育成は、まさに本校の学校教育目標の目指すところであり、学校全体として取り組んでいる。
また、本校は、千葉県高等学校教育研究会ESD部会の事務局校でもあり、国立千葉大学とも連携し、広く県内の高校へのESDの普及に尽力している。

今年度の活動については、次のとおりである。

 

 

 ○特色ある授業の展開

外国語授業の充実(4技能育成の英語、中国・韓国・フランス語)

国際理解のための学校設定科目(「日本文化」「異文化理解」「国際関係」)

 

 

国際交流・国際理解教育

 

 

   アメリカ短期研修(1・2年生対象、2~3月に3週間)

 

 

    オーストラリア短期研修(1・2年生対象、7~8月に3週間)

 

 

    台湾修学旅行(2年生対象、10月下旬に3泊4日 現地で姉妹校交流)

 

 

  国際理解講演会(1・2・3年生対象、10月)

 

 

○地域貢献活動

 

 

  アフリカの子供たちへの支援(リコーダー等の送付)

 

 

  西日本豪雨等への募金活動(7月)

 

 

    近隣の小学校への生徒による英語出前授業(12月)

 

 

○食育を通じた国際理解教育

 

 

  世界各国の料理実習、及び文化祭での販売(クッキング部)

 

 

○千葉大学ESD事業への参加・協力

 

 

   千葉大学ESD研究会(8月 ESD講演、グループワーク)

 

   千葉大学ESD成果発表会(2月 英語でのポスター発表)

来年度の活動計画

次年度についても、本校設立の趣旨である国際化社会に対応しうる人材の育成を目指し、①特色ある授業の展開、②国際交流・国際理解教育、③地域貢献、④食育を通じた国際理解教育、⑤千葉大学ESD事業への参加・協力を活動の柱として、ESD活動の推進を図っていく。
特に、次年度はESDの校内職員研修を実施し、職員の意識向上を図り、日々の授業や行事の中で、SDGsを意識した活動を展開し、学校全体でESDに取り組んでいく。