2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費

本校は、国際化社会に対応しうるグローバル人材の育成を目指して、前身の千葉県立松戸東高等学校から、平成6年4月に校名を松戸国際高等学校とし現在に至っている。普通科並びに国際教養科を有し、外国人・帰国生徒等の受け入れも行い、国際交流、国際理解教育等に力を入れている。

ユネスコスクール(ESD)活動が目指す、地球規模課題の解決のために、自ら考え行動できる人材の育成は、まさに本校の目指すところであり、本校では、ESDの成果による力を「松国力」と呼び、様々な活動に取り組んでいる。

また、本校は千葉県高等学校教育研究会ESD部会の事務局校でもあることから、県内のユネスコスクール及びESDを実践している公・私立高校、特別支援学校とも連携して、千葉大学教育学部のESD事業との共催による、ESDの研修活動を展開している。

国際交流・国際理解教育

アメリカ短期研修(1・2年生対象、2~3月に3週間)

オーストラリア短期研修(1・2年生対象、7~8月に3週間)

台湾修学旅行(2年生対象、10月下旬に3泊4日 姉妹校交流)

*姉妹校は、台北市・中崙高級中学校

国際理解講演会(1・2・3年生対象、10月)

*1年:アフリカ関係 2年:UNHCR関係 3年:JICA関係

 ACCU主催:インド教職員交流の受入(10月)

*インドの先生方の授業のあとで

○地域貢献活動

近隣小学校への英語出前授業(12月)

 みどりの募金活動(ボランティア部)

○食育を通じた国際理解教育

世界各国の料理実習、文化祭での販売 (クッキング部)

○千葉大学ESD事業への参加・協力

千葉大学ESD研究会(8月 講演、グループワーク)

*テーマ:共生社会について

   千葉大学ESD成果発表会(2月 英語でのポスター発表)

*ポスター審査:千葉大学・アセアン各国の大学の先生方

*千葉大学ESD成果発表会の会場で

来年度の活動計画

次年度も、これまで学校が行ってきた様々な国際交流・国際理解のプログラムを実施してゆく。また、本校のユネスコスクール加盟の母体となった、「食」を通じた国際理解教育を続けてきたクッキング部の活動や、SDGsを意識して活動を展開しているボランティア部、そして地域貢献活動の中心である生徒会などの活動と、千葉大学ESD事業との連携を軸にして、学校全体にユネスコスクールとしての活動を浸透させていく。