本年度の活動内容
減災・防災, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育
本校は、国際化社会に対応しうるグローバル人材の育成を目指して、前身の千葉県立松戸東高等学校から、平成6年4月に校名を松戸国際高等学校とし現在に至っている。普通科並びに国際教養科を有し、外国人・帰国生徒等の受け入れも行い、国際交流、国際理解教育等に力を入れている。
ユネスコスクール(ESD)活動が目指す、地球規模課題の解決のために、自ら考え行動できる人材の育成は、まさに本校の目指すところであり、本校では、ESDの成果による力を「松国力」と呼び、様々な活動に取り組んでいる。
また、本校は千葉県高等学校教育研究会ESD部会の事務局校でもあることから、県内のユネスコスクール及びESDを実践している公・私立高校、特別支援学校とも連携して、千葉大学教育学部のESD事業との共催による、ESDの研修活動を展開している。
○国際交流・国際理解教育
アメリカ短期研修(1・2年生対象、2~3月に3週間)
国際理解講演会(1・2・3年生対象、10月)
○地域貢献活動
地域清掃ボランティア(10月)
みどりの募金活動(ボランティア部)
近隣老人ホームへ「コロナに負けるなカード」の贈り物(HR活動)
○食育に関連した環境問題教育
「環境問題の解決に向けた身近な新素材」講演(クッキング部)
「高校生の体験発表会」参加(聖徳大学、11月)
○ESD教員研修会
「SDGsと学校教育」講演
実践報告(ACCU主催日韓教員交流報告、各校の実践発表)
○千葉大学ESD事業への参加・協力
千葉大学ESD成果発表会(オンライン開催、2月)
来年度の活動計画
次年度も、これまで学校が行ってきた様々な国際交流・国際理解のプログラムを実施してゆく。また、本校のユネスコスクール加盟の母体となった、「食」を通じた国際理解教育を続けてきたクッキング部の活動や、SDGsを意識して活動を展開しているボランティア部、そして地域貢献活動の中心である生徒会などの活動と、千葉大学ESD事業との連携を軸にして、学校全体にユネスコスクールとしての活動を浸透させていく。
以上に加え、新型コロナウィルスの影響により制限された活動を、適宜その形式について考えつつ再開していきたい。また、今年度オンラインを活用した研修会等に参加した経験を活かし、来年度は活動の幅を広げていくことにも力を注いでいく。