2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 食育, 貧困

本校の学校目標の一つに「特色ある外国語教育と国際理解教育を実践し、国際的視野を持った人材を育成する」とある。この目標を達成するために、今年度は以下の活動を実施した。これらの活動をとおして国際的視野を持った人材育成に努めた。

 

事業名

活動内容

 

 
ユネスコ委員会発足 平成29年度から全学年のクラスからユネスコ委員を選出し、委員会を組織した。

 

 
アサトン高校歓迎式典(姉妹校) ユネスコ委員会を中心に歓迎会の運営を担った。学校全体での歓迎会を実施し、ダンス部や少林寺拳法部によるパフォーマンスを行った。さらに姉妹校生徒が各クラスに入って授業体験を行った。  
1学年服のチカラプロジェクト講演会

 

 

 

寺子屋運動ポスターコンテスト参加

 

 

1学年の生徒全体に対して近隣のユニクロの店舗から社員が来校し、子供服回収の目的などを説明した。

 

1年生の「社会と情報」の時間に、生徒が日本ユネスコ協会連盟の寺子屋運動のためのポスター作りを実施した。

 

 
文化祭 在県外国人生徒による展示 在県外国人生徒が各自の国の文化紹介・食品等などを販売した。  
 

台湾修学旅行 学校訪問・交流

 

2学年生徒が現地の高校を訪問し、お互いの文化の紹介を行った。

 
 

東海大学ESDセミナー

 

 

1学年ユネスコ委員会5名が国内外の学校の生徒たちと異文化交流を行った。

 

服のチカラプロジェクト 小学校訪問

 

 

1学年ユネスコ委員会が服のチカラプロジェクトの講演会で学んだことを小学生向けに自分たちでアレンジし、近隣の小学校に説明をした。

 

ユネスコスクール全国大会

 

 

教員4名が二つの分科会に参加し、他校の活動状況の理解を深めた。

 

ブリティッシュインターナショナル学校との交流プログラム 本校の生徒が近隣のブリティッシュインターナショナルを訪問しESS部と交流を行う。

 

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

*1月実施予定

NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの講師が来校し、1学年全員に対して児童労働についての説明を行った。また、生徒がアクティビティをとおして児童労働の現状について学んだ。

来年度の活動計画

平成31年度も引き続き多くのユネスコスクールとしての活動に取り組むために近隣の学校や学校以外の団体と協力を行っていきたい。

本校は平成29年度、ユネスコ委員会を発足させた。平成30年度は多くの活動(アサトン高校の歓迎会、服のチカラプロジェクト 小学校訪問、東海大学ESDセミナー)をユネスコ委員会が中心に行った。平成31年度はこれらの活動をユネスコ委員会のみで行うのではなく、より多くの生徒が関われるように工夫したい。

また、平成29年度は初めてフリー・ザ・チルドレン・ジャパンによる講演会を1学年全体で実施した。平成30年度は総合的な学習の時間の一環として講演会を取り入れ、ホールスクールアプローチとして全体で実施する予定である。

教員、生徒のESD,SDGsについての理解を深めていきたい。そのために、こうした指導のできる教員を増やしていきたい。さらに、担当者だけに任せるのではなく学校全体でユネスコスクールとしての活動を積極的に行いたい。