2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, 健康, 食育, 貧困

ESD「持続可能な社会づくりの担い手を育む教育の推進」

ESDの実践には、①人格の発達や自律心、判断力、責任感などの人間性を育むことに他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「関わり」「つながり」を尊重できる個人を育むこと、の2つの観点が特に必要と考えられている。

そこで本校は、研究主題を「クリエイティブな青戸の子」とし、副主題を~「笑顔・元気・思いやり」にあふれる学校・社会を持続可能にするために~と設定した。

目指す児童像を「すすんで人・もの・ことと関わり、自ら未来を切り開く子」とし、笑顔・元気・思いやりがあふれる世の中を持続させることができる人を育てることを目指すことにした。

SDGs(Sustainable Development Goals)への意識を高めるための教育を推進している。平成31年2月22日には、研究発表を行った。

①「主体的・対話的で深い学びのある理科・生活科」の授業研究
 本校では、児童に身に付けさせたい力を「気付く力」「考える力」「伝える力」「生かす力」の4つの力に整理して捉えている。4つの力をよりよく身に付けるための手だてを検討し、主体的・対話的で深い学びを展開することを通して、問題解決能力を身に付けさせるとともに、目指す児童像に迫ることができるようにしている。

②総合的な学習の時間を中心に、他教科や特色ある教育活動を組織的かつ横断的に扱うためのカリキュラムマネジメントに係わる活動

 総合的な学習の時間を中心として、4つの力「気付く力」「考える力」「伝える力」「生かす力」を意識して各教科の単元配列・指導内容・指導方針の見直しをしている。ESDカレンダーを独自に作成し、指導内容と重点項目を可視化することで、組織的かつ横断的に教育活動を行うようにしている。

③生涯を通じて運動に親しみ、自らの健康の保持・増進に努めることができるための体力向上活動

 子供たちが、すすんで体を動かし、生涯にわたって豊かに生きていくための体力を身に付けるために、年間を通して体力向上活動に取り組んでいる。教員は年度当初に行われる全国体力・運動能力等調査結果を基に、体育科の授業や体力向上活動の内容を見直し、次年度の調査結果で全96項目全てにおいて東京都又は全国の平均値を上回ることができるように努めている。

来年度の活動計画

平成29・30年度は東京都教育委員会「持続可能な社会づくりに向けた教育推進校」および葛飾区教育研究指定校の指定を受け、活動を活性化させた。平成31年度は、2年間で得たことを活かしながら教育活動をさらに充実させていく。

①主体的・対話的で深い学びのある授業研究 →問題解決力の向上

②総合的な学習の時間を中心に、他教科や特色ある教育活動を組織的かつ横断的に扱うためのカリキュラムマネジメントの活用 →単元配列・指導内容・指導方法の見直し

③生涯を通じて運動に親しみ、自らの健康の保持・増進に努めることができるための体力向上活動 →体力の向上