2018年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 環境, 平和, 人権, 食育
本校は,1・2年生は生活科の時間,3年生以上は社会科や総合的な学習の時間を主に利用し,ユネスコスクールとしての活動に努めている。毎年,児童の実態に応じて年間指導計画等の見直しをしているが,4年生の正法寺川探検などは代々伝統的に行われている。活動後は,各担任が反省点や改善点を挙げ,次年度に引き継げるようにしている。
第1学年は主に他学年や地域との交流,第2学年は野菜栽培を通しての食育教育や地域住民とのつながりを大切に活動している。第3学年では,社会科の学習を通して地域への理解を深めるため,地域産業であるニンジン作りについて学んだ。 第4学年の「正法寺川探検隊」の活動は,本年度で14年目を迎える。地域の環境保護ボランティアの方々との交流を深め,地域の川を中心とする環境問題について学んだ。 第5学年は,田植えや稲刈りなどの体験活動を通し,地域の産業や農業についての理解を深めた。第6学年は,藍住町の伝統産業である藍染めを体験することで,郷土愛について触れることを目的として活動した。
来年度の活動計画
本校は,1・2年生は生活科の時間,3年生以上は社会科や総合的な学習の時間を主に利用し,ユネスコスクールとしての活動に努めている。毎年,児童の実態に応じて年間指導計画等の見直しを行っており,活動後は,各学年で反省点や改善点を挙げ,次年度に引き継げるようにしている。
第1学年は,主に他学年や地域との交流を中心に学習を行ってきた。幼稚園の子どもたちとは「きずなタイム」という時間を設け,年間を通して触れ合う機会を多くとってきている。
第2学年は,野菜栽培を通して,食育教育や地域住民とのつながりを大切にしながら活動してきた。
第3学年では,地域への理解を深めるため,社会科の学習を通して地域産業であるニンジン作りについて学んだ。また,大豆工場への見学や「わくわくモーモー体験」という本物の牛と触れ合える活動を通して,生産業や畜産業に携わる方々の思いを学ぶことができた。
第4学年では,盲導犬や介助犬ユーザーのお話を伺ったりふれあったりすることで,バリアフリーの大切さを学んだ。
第5学年は,田植えや稲刈りなどの体験活動を通し,地域の産業や農業についての理解を深めた。
第6学年は,藍住町の伝統産業である藍染めを体験し,郷土愛について触れることができた。また,地域の川である正法寺川での水質検査などを行い,環境保全に努める取り組みも行った。本年度からはGUから講師の方をお呼びして「服のチカラプロジェクト」を行い,多くの子ども服の回収を行った。集められた服は,世界中にいる服を求めている子どもたちに送られた。まだ発足したばかりの活動ではあるが,このプロジェクトを通して国際理解や世界の人権課題について考える契機になればいいと思う。
【R2年度の活動計画・内容】
○第1学年「友だち大好き,学校大好き」
・幼稚園や2年生との交流活動。
・地域のお年寄りとの交流活動,昔あそび。
○第2学年「学校大好き・この町大好き」
・年間を通して様々な野菜を栽培する学習。
・学校のまわりの探検をし,様々な人たちとふれあう学習。(町探検やお店見学など)
○第3学年「大好き藍住町」
・地域への理解を深めるため,地域産業のニンジン作りについて学ぶ。
・豆腐作り工場の見学や本物の牛とのふれあいを通して,生産業や畜産業に携わる方々の思いを学ぶ。
○第4学年「みんなが住みやすい町づくり」
・盲導犬や介助犬ユーザーの方とのふれあいを通して,共生社会の在り方について学ぶ。
○第5学年「町の産業白書」
・田植えや稲刈りなどの体験活動を通し,地域の産業や農業についての理解を深める。
○第6学年「藍の世界へ」「服のチカラプロジェクト」
・地域の伝統文化である藍染め体験を通して郷土愛を深める。
・世界中に住んでいる服を求めている子どもたちに集めた服を送り,世界の人権課題に視野を向けさせる。