• かなざわしりつもろえまちしょうがっこう
  • 金沢市立諸江町小学校

  • Kanazawa Municipal Moroemachi Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒920-0022 石川県金沢市北安江2-25-1
電話番号 076-213-7389
ホームページ http://cms.kanazawa-city.ed.jp/moroe-e/
加盟年 2018

2025年度活動報告

活動分野

環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, その他の関連分野

本校では、「よりよく生きる」を活動テーマとして、ESD(持続可能な開発のための教育)を、人とのかかわりの中で自分の生き方を見つめる学習と捉え、教育活動を進めてきた。ESDの実践を通して、次の三つの力の育成を目標とした。

・地域のよさを見つけ、よりよく課題を解決しようとする力
・自分の考えや根拠をもとに、相手に分かりやすく表現する力
・持続可能な社会の実現のために、自分にできることを実践しようとする力

今年度は、
①伝統や文化に係わる活動
②環境に係わる活動
③歴史に係わる活動
を中心に、地域の方々や関係機関など外部との関わりを積極的に取り入れた学習を行った。その中で、子どもたちは実体験を通して意欲的に学びに向かい、ESDで育てたい力を着実に身に付ける姿が見られた。


【3年生】「伝統行事を学ぶ」

地域で受け継がれてきた諸江住吉踊りや獅子舞について、調査や体験活動を行った。保存会の方々から直接話を伺い、実際に踊りや演舞を体験することで、伝統行事に込められた地域の人々の想いや願いに触れることができた。
活動を通して、仲間と声を掛け合いながら協力して取り組む姿が多く見られ、地域のよさに気付き、それを大切にしたいと考える力が育まれた。また、学んだことを自分なりの言葉で伝え合う場面も増え、考えたことを相手に分かりやすく表現しようとする姿が見られた。伝統文化が一度途絶えながらも人々の思いによって復活したことを知り、これからも守り続けていきたいと考える態度を身に付けることができた。


【4年生】「金沢の伝統工芸を学ぶ」

金沢に多くの伝統工芸があることを知り、子どもたちは高い関心をもって調査活動に取り組んだ。調べた内容をスライドにまとめ、友達に発表する活動を通して、伝統工芸の魅力や価値について理解を深めることができた。
調査の中で、職人の技術が長い年月をかけて人から人へと受け継がれてきたことを知り、金沢の文化を支えてきた人々の努力に気付く姿が見られた。また、資料を基に伝えたい内容を整理し、相手に分かりやすく伝えようと工夫する中で、根拠をもとに表現する力が身に付いた。伝統工芸を未来へつなげていくことの大切さを考え、地域の文化を守ろうとする意識を高めることができた。


【5年生】「浅野川の環境について考えよう」

浅野川の環境について考える学習として、川沿いを歩きながら自然の様子を観察したり、城北水質管理センターを訪問して水の処理の仕組みを見学したりした。外部の方々から説明を受けることで、自分たちの生活と浅野川の水質とのつながりを具体的に理解することができた。
また、「海ごみゼロ大作戦in石川」に参加し、川のごみが海洋環境に与える影響について学んだ。これらの活動を通して、地域の環境課題を自分事として捉え、解決に向けて考える姿が見られた。さらに、SDGsと関連付けながら学習を深め、持続可能な社会の実現のために自分にできる行動を考え、実践しようとする力を身に付けることができた。


【6年生】「金沢のまちの魅力を発信しよう」

金沢のまちの魅力について事前に調べ、茶屋街、金沢城や兼六園、武家屋敷跡などの特徴や歴史について学習した。調査を通して、金沢がこれからも守り続けていきたい大切な町であることを実感する姿が見られた。
また、学んだ内容を分かりやすく伝えるために、ビジュアルプログラムを活用し、クイズやアニメーション、地図アプリなどにまとめた。相手に伝わる表現を意識して工夫する中で、自分の考えや根拠を整理し、効果的に表現する力が身に付いた。金沢の魅力を発信する活動を通して、地域の未来のために自分たちができることを考えようとする主体的な姿が見られた。


【6年生】「金沢のまちの魅力を発信しよう」

金沢のまちの魅力について事前に調べ、茶屋街、金沢城や兼六園、武家屋敷跡などの特徴や歴史について理解を深めた。この学習を通して、金沢がこれからも守り続けていきたい大切な町であることを実感することができた。
また、調査した内容を分かりやすく伝えるために、スライドを活用し、クイズやアニメーション、地図アプリなどにまとめた。相手に伝わる発信方法を工夫しながら意欲的に取り組む姿が多く見られ、金沢の魅力を楽しく効果的に伝える体験となった。


来年度の活動計画

来年度の活動計画

来年度も「よりよく生きる」を活動テーマに掲げ、ESDの実践を通して、
①地域の魅力を見つけ、課題に対してよりよい解決策を導き出す力
②自分の考えや根拠を相手に分かりやすく伝える表現力
③持続可能な社会の実現に向けて、自分にできることに取り組む力
の育成を目指していく。

今年度は、外部との関わりを生かした体験学習を多く実施することができ、子どもたちが意欲的に学びに向かう姿が多く見られた。来年度も、実体験を通して学びを深め、子どもたちが主体的に考え行動できるESD活動を計画・実践していきたい。

過去の活動報告