2018年度活動報告
本年度の活動内容
エネルギー, 環境, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康
1.取り組みのねらいについて
私たちの学校は,生命や自然を大切にし,郷土を愛するモラルの高い児童生徒を育成するため,「私たちの未来,地球の未来のため,環境に優しい学校づくりに取り組みます~私たちにできることをしっかり考えて,実践します~」という活動目標の下に学校全体で環境保全に関する活動を推進している。
ESD(持続可能な社会を実現するための教育)の理念のもと,学校における節電節水,ごみの分別・リサイクルなど環境保全活動へ取り組むとともに,その取り組みを地域に広げるため,児童生徒が地域に出向いて環境保全・環境美化・環境学習等を行い,持続可能な社会の実現に貢献できる行動力のある児童生徒の育成を目指している。
2.活動内容について
①節電・節水・教室美化・ごみ分別のポスターによる呼びかけ。
②電気と水の使用量を月ごとに調べ,グラフ化して発表し節電・節水に努める。
③各クラスで「節電・節水・教室美化(ごみ分別)」について,毎日チェックし結 果を発表する。
④ペットボトルキャップを集め,途上国のワクチン支援に参加する。
⑤書きそんじハガキを集め,途上国の教育支援に参加する。
⑥千羽鶴を校内で呼びかけ,広島や長崎へ送る。
⑦学校周辺のごみ拾いを児童生徒,教員,保護者が実施する。
⑧中庭にブドウ棚や季節の花,芝生等の育成をし,校内緑化に努める。
⑨コピー用紙や更紙の使用枚数を毎月記録・発表して資源の有効利用を促進する。
⑩ユネスコ便りを年間2回発行し,ESDの取り組みを紹介,報告し,保護者にも協力を呼びかける。
⑪ホームページでユネスコの活動について紹介する。
⑫地域との交流や情報発信,キャップ回収の呼びかけをするなど,地域の環境保護を呼びかける。
⑬リサイクルスタンプ(※昨年度デザイン募集をして作成)を利用し,まだ使用可能なコピー用紙のリユースを促進する。
来年度の活動計画
30年度の活動内容を継続して実施していく。本校の児童生徒が主体的に取り組める活動内容の検討が必要である。また,主体的に取り組んだ成果が児童生徒に還ってくることが増えると,達成感や自己肯定感などに結び付くこととなり,活動の継続性につながると思われる。本校では児童生徒の障害の重複化がすすんでおり,教員も積極的に加わっていかないと活動が成立しないこともあるため,教職員のユネスコスクールへの活動の理解と協力が不可欠であり,校内における広報活動も進めていきたい。