2023年度活動報告
本年度の活動内容
海洋, 環境, 食育
※羅臼町立知床未来幼稚園は、羅臼町立羅臼幼稚園と羅臼町立春松幼稚園が統合し、令和8年度に開園しました。
(旧)羅臼町立羅臼幼稚園
| 本園は、世界自然遺産である羅臼町の知床の山と海に囲まれた自然の中にある幼稚園である。
幼児が身近な自然の中で五感を働かせながら、実体験を通し気付きや発見を楽しみ、その不思議さ、美しさ、面白さなど、感じたことを言葉で伝え合うように、活動に取り組んできた。
①自然と触れ合うことを通して、その美しさや不思議さ、力強さを感じ取り、大切にする心を育てる。 ・四季を通じて同じ場所を何度も訪れることで、自然の変化に気付いたり、楽しんでいた。
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| ➁身近な動植物に関心をもち、生命の尊さに気付き、自然を大切にする心を育てる。
クマ学習では、クマの生活や共存する方法を学んだ。年長組が自分たちが感じたことを年少・中組に分かるようにポスターにし、クマへの対処法やエサをやらない、ゴミを捨てないという約束の呼びかけを行う活動へとつながった。
➂地域の人々と交流し、地域の産業や自然に興味や関心をもつ。
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(旧)羅臼町立春松幼稚園
本園は、知床自然遺産である羅臼町の自然の中にある幼稚園です。毎日元気に過ごす幼児が、普段当たり前にようにある自然やその他の地域の環境が他にはない素晴らしいものだということに気付き、友達や教師、保護者と共感しながら幼児教育の充実を図ることを目指していった。
①自然に触れ体感する活動
・四季を通じて、園舎の裏山、近くの海で自然環境の素晴らしさを五感で感じながら活動することができた。


・園周辺で採った野草を自分達で調理して食べたり、5歳児が育てた野菜を3、4歳へ調理してふるまう経験ができた。自分達の周りの植物や野菜に関心をもち、命の大事さを感じることにも繋がった。


②地域産業、羅臼の素晴らしさを知る活動
・地域の産業(漁業、酪農)に関する施設や自然に関する施設を見学し、学びの機会を設けることができた。

・地域の方が幼稚園に地元で採れる食材を提供してくれたり、実際に調理する場面を見学することができ、食育活動が充実した(ほっけのかまぼこ、たらこの子和え)
羅臼の特産物である昆布についても、昆布場の見学や講師を招いての昆布のヒレ刈り体験、昆布の佃煮を食べたりするなど、地域の人の協力のもと、楽しみながら活動することができた。


③町や海をきれいにする活動
・講師を招いて、ゴミ分別を実施した際には、ゴミの分別の大切さ、ゴミを減らすにはどうしていくなどを考えるきっかけとなった。子ども達から、ゴミ捨て防止のための看板を作成したいという案が出て、自分達で看板を作り、園庭や近くに海に立てる活動にも繋がった。


来年度の活動計画
(旧)羅臼町立羅臼幼稚園
・自園がある羅臼町は山や海に囲まれた自然豊かな地域である。漁業の町ということもあって、本園のすぐ近くに海があるが漁港であるため、近隣の海で遊ぶことが難しい。海で活動をするにはバスに乗って出かけなければならなく、このような中でどのような工夫ができるか探っていく。
・多くの方の協力を得ながら、これからも直接体験を通して地域の産業や自然について理解を深めていきたい。
・園周辺(地域)の洗い出しを行い、子ども達にとって意味のある活動となるよう出かける場所や時期等を検討し、活動を展開していく。
(旧)羅臼町立春松幼稚園
・地域の産業や自然について知る施設を訪問することで、地域を知るだけでなく、今後も自分達の住む町を大切にする気持ちを育み、自ら考えていく力につながるように、計画を工夫したり、実施できるようにしていきたい。園児数の減少に伴い、牧場見学など今まで年長児だけで行っていた活動を全クラスで行ったりするなど、活動の内容の見直しを行っていく。
・地域の人にも、幼稚園のことを知ってもらえるように、幼稚園からの発信(ブログ、園外活動・地域交流)をし、出会いや関わりを深めていくことを継続していく。




