2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 平和, 人権, 減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等

本校では総合的な学習の時間を中心に全学年フィールドワークに取り組んできた。
30年度はこれまで続けて取り組んでいる、全校生徒が地震・津波対策の避難訓練および町別集会への参加、緊急連絡カードの作成を行うことができた。
第1学年は九州北部豪雨や校区を流れる河川からの水害などの防災を講話およびグループワークを通じて意識を高めることができた。
第2学年は歴史・文化遺産フィールドワークを行い自国文化理解の一環として修学旅行において京都や奈良の日本の古都としての機能や歴史を事前に学習し、実際に寺社や仏殿を訪問することができた。
第3学年は地域連携平和学習会を行った。校区に居住する戦争体験者を招聘し、地域の神社や陸軍墓地に関わる話や留置体験を聴き、今ある日常や当たり前の生活に感謝することができた。
学校を挙げてペットボトルキャップ回収活動を実施して、地域の企業をとおして、ポリオワクチンを発展途上国へ贈る活動をおこなった。部活動生による朝の清掃活動やPTA花クラブの学校玄関や周辺道路沿いに設置しているプランターのお世話をおこなった。地域貢献とともに、多様性の尊重に関する価値観を育むことができた。

来年度の活動計画

昨年度に引き続き、地域と連携したフィールドワークや交流活動を継続して行っていく。今後は、国内外のユネスコスクールとの交流も視野に入れて、ESD教育の特色ある拠点校として、学校・地域ともに、様々な課題解決の実践力を高めたい。また人事異動による教職員の入れ替わりもあるので、ESD理解研修を行い、講師(大学教授、実践校教師など)を招聘し、推進活動を具体化・充実させていく。