2018年度活動報告
本年度の活動内容
国際理解, 平和, 人権, 福祉, 減災・防災, 健康, 食育
本校の国際理解教育の目標である「友達を互いに人間として尊重し、思いやることのできる子」「自国や他国の文化のよさや違いが理解できる子」「互いに助け合い、だれとでも分け隔てなく協力し、国際交流に参加できる子」の育成を目指して、総合的な学習の時間と児童会活動に取り組んだ。
1 児童会活動 (人権集会、アルミ缶・エコキャップ回収、赤い羽根共同募金、一円玉募金)
児童会では、常時活動として毎週火曜日にアルミ缶・エコキャップ回収を行った。今回は約123,410個のエコキャップを回収することができ、約144人分のワクチンに交換することができた。また、募金活動として、1円玉募金と赤い羽根共同募金を行った。人権週間に合わせ、児童会執行部が中心で「人権集会」を開き、全校児童が参加した。いじめをなくすためにはどうしたらよいかを考え、劇で思いやりの行動や、身の回りのハッピーを見つけようと呼びかけた。北名古屋市いじめ子どもサミットに児童会会長、副会長が参加し、他校と情報交換を行った。
2 総合的な学習の時間の活動
① 5年生の取組「ワールド集会」「学習発表会」
5年生の児童は、外国の文化について調べたり考えたりするために、JICA中部から講師を招き、ワールド集会を開催した。青年海外協力隊として活動した経験のある講師から、ウズベキスタンの事例を中心に、小学校の様子や、子どもたちの生活について話を聞いた。
学習発表会では、9か国について衣食住やその国の特色やすばらしさをグループで調べ、発表した。世界の国々が抱える課題について、自分たちにできることは何かを考えるきっかけになった。
② 6年生の取組「地域の伝統文化について学ぶ活動」
6年生の児童は、「地域についての理解を深めることが、国際理解の基本となる」という考えから、昨年度から始めた地域に150年以上前から受け継がれている「能田徳若万歳」についての学習を行った。能田徳若万歳保存会や公民館の方々の協力を得て、体験学習や調べ学習を進めた。この学習を通して、児童の中に、「伝統を絶やすことなく、次世代につなげていきたい」という思いが芽生えた。
3 健康教育
本校は健康推進学校であることから、児童の心と体の健康に関する教育に力を入れている。学校医の先生方やスクールカウンセラー、睡眠に関する外部講師を招き、全校児童と保護者が参加できる学校保健委員会を行った。また、全学級で健康に関する授業に取り組んでいる。
来年度の活動計画
本校の国際理解の目標である「友達を互いに人間として尊重し、思いやることのできる子」「自国や他国の文化のよさや違いが理解できる子」「互いに助け合い、だれとでも分け隔てなく協力し、国際交流に参加できる子」の育成を目指して、総合的な学習の時間と児童会活動に取り組む。
①総合的な学習の時間
3年生 「えっへん!これぞわがまちじまん」「外国の文化にふれよう」
4年生 「外国の文化にふれよう」
5年生 「ひとつの世界、様々な国々」
6年生 「日本や地域の伝統文化に触れよう」「外国の言語について学ぼう」
②児童会活動
アルミ缶・エコキャップ回収(5月~3月)
一円玉募金(9月)
赤い羽根共同募金(11月)
人権集会(12月)
北名古屋市いじめ子どもサミットに参加(12月)