2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 福祉, 減災・防災, 健康

本校の特色として、総合的な学習の時間や生徒会活動を活用してユネスコスクールの活動に取組んでいる。

〇 総合的な学習の時間では「M‐project」と題して「共により良く生きる」を3学年の一貫の大テーマとして地域の中の自分を見つめる活動を行っている。1年生では「地域とかかわる」2年生では「ともにいきる」3年生では「みちをひらく」というテーマで、個人課題や学級課題を設定して、追究活動を行った。

例えば、3年生での「M‐project」では、「みちをひらく」をテーマに、地域貢献を行う目的で、「福祉」「環境・エコ」「防災」「歌」「こども園」の5つのプロジェクトを設定した。生徒は自分の興味関心に合わせて、この5つのプロジェクトからか個人選択をしてプロジェクトを選び、課題追究活動を行った。「防災」プロジェクトでは、地域防災を考えるべく、講師を召喚し、自分の住む地域ではどのような災害が起こり得るかを知り、災害時、中学生の自分たちでも地域の人々のためにできることとは何かを考え、実際に地域の消防団やボランティアの団体から災害に備えた防災・減災のための体験を行った。

〇 生徒会活動では、ユネスコスクールの活動として、ボランティア活動への参加と貧困をなくすための貢献活動を行った。ボランティア活動として、地域からの依頼を受けて全校生徒へ参加の呼びかけを生徒会で行った。ボランティア参加生徒へは事前研修を行った後、ボランティア活動を行った。活動内容は、地域イベントのスタッフやこども園、福祉施設での手伝いなど多岐にわたった。
〇 今年度のユネスコスクールの活動を通して、生徒は地域での活動に積極的に参加する機会が増え、主体的に活動する姿が見られるようになった。

来年度の活動計画

 総合的な学習の時間で「M‐project」と題して「共により良く生きる」を3学年の一貫の大テーマとして活動を行っていく。1年生では「地域とかかわる」2年生では「ともにいきる」3年生では「みちをひらく」というテーマで、個人課題や学級課題を設定して、追究活動を行っていく。
 また、生徒会活動を中心として、ボランティア活動や国際貢献活動を全校生徒で行っていく。さらに、フィリピンで植林活動や貧困支援を行うために代表生徒を現地に派遣し活動する。