2018年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, ジオパーク
当校は、「更に推し進める・更に深める・更に高める」を学校理念として、ESDを郷土に根付いた教育で、地域の貴重な自然とそこに生きる人々の暮らしについて理解する学習に取り組むとともに、防災教育に力を入れて命を守るための知識や行動力を身に付けるように取り組んできた。
具体的には地域理解、防災教育を柱に①親子登山体験、ふるさと写真の撮影と発信を通した郷土学習、②自然災害に関する学習や訓練活動を行った。
① 親子登山体験、ふるさと写真の撮影を通した郷土学習に係わる活動
西穂高岳の独標の親子清掃登山(3年生、夏休み、PTA行事)を行うための計画や研修を行った。学校だけでなく親子で自分たちの住む身近にある有名な山に登ることで、親子の絆を深め、自然のすばらしさを体験した。また、登山道の清掃を行うことで、自然を守ろうとする気持ちと態度の育成をめざした。しかしながら、当日は悪天候により中止となった。ふるさと写真の撮影では発信活動を行い、「見つめようふるさと、伝えよう私の好きな風景」と題して、季節ごとに地域の自然や暮らしを撮影して学校に掲示した。また、カレンダーを作成して地域に配布した.
① 自然災害に関する学習と命を守る訓練活動
中学生のみの命を守る訓練(5月、11月)に加え、11月には、地域の保育園、小学校と合同の訓練を行った。中学生が引き渡しのための名簿作成をするなど、災害時に備えて自分たちにできることを実践的に訓練した。また、家族防災ウィーク等の実施(10月)では防災アンケートをもとに家族で話し合い、災害に備えて準備しておく品物を確認したり、災害が起きた場合にどのように行動するとよいかを話し合ったりした。さらに、防災講演会(10月)を行い、砂防や火山、津波についての講演会を通して、正しい知識を身につけるとともに、命の大切さと命を守るための方法を学んだ。
来年度の活動計画
1)地域理解プロジェクト
①親子清掃登山(3年生、夏休み、学校行事)
身近にある有名な山に登ることで、自然のすばらしさを体験する。また、登山道の清掃を行うことで、自然を守ろうとする気持ちと態度を育てる。
②職場体験学習(2年、5月、3日間)
地域の様々な事業所で職業体験を通して、働くことの意味を学ぶとともに、そこで働いている人々の思いを学ぶ。
③ふるさと写真の撮影と発信(全学年)
「見つめようふるさと、伝えよう私の好きな風景」と題して、季節ごとに地域の自然や暮らしを撮影して掲示する。また、カレンダーを作成して内外に発信する。
2)防災教育プロジェクト
①命を守る訓練(5月、11月、1月)
11月には、地域の保育園、小学校と合同の訓練を行う。中学生が引き渡しのための名簿作成をするなど、災害時に備えて自分たちにできることを実践的に訓練する。
②家族防災ウィーク等の実施(10月)
防災アンケートをもとに家族で話し合い、災害に備えて準備しておく品物を確認したり、災害が起きた場合にどのように行動するとよいか話し合ったりする。
③防災講演会(10月、2月)
砂防や火山についての講演会を通して、正しい知識を身につけるとともに、命を守るための方法を学ぶ。