2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解, 福祉, 減災・防災, 健康

本校は、「夢を培う~ひとりだち~」を学校理念として、ESDを「ひとりだち」へつながる活動と捉え、ESDの実践を通してコミュニケーションの力や地域に貢献する力の育成を目標とした。

具体的には、英語、総合的な活動を柱に、①国際理解に係わる活動、②防災に係わる教育を行った。

① 国際理解に係わる活動

生徒が将来グロ-バルな社会で活躍し、生き抜いていくために、英語力やコミュニケーション能力を身につけるとともに久々野の魅力を地域に発信する活動「アンバサダープロジェクト」を行っている。

生徒自身が「ふるさと久々野・高山」に誇りをもち、外国人観光客へその魅力を発信しようと観光地の高山陣屋、古い町並みに出かけた。外国人観光客に積極的に話しかけ、久々野の魅力を伝えたり、インタビューを行ったり、名産品の「りんご」や「久々野の紹介パンフレット」をプレゼントしたりした。

② 防災に係わる教育

久々野地域全体で防災意識を高める取り組みで、今回5回目を迎える。久々野中学校、久々野小学校、久々野支所、自主防災組織、消防団などが一丸となって取り組んでいる。

今年度は、中学校の全校生徒が各地域別に小グループとなり、「いつ起こるかわからない災害に備えて、非常用品を準備しよう。」というリーフレットを作成した。それを独居のお年寄りや小さい子どものいる家庭を中心に、近所の家庭を訪ねて配布し防災啓発活動を行った。

久々野中学校の生徒が、日頃見守ってくださっている地域の方を改めて知ったり、感謝の気持ちを伝えたりしたいと言う取り組みで、例年の活動からさらに能動的な活動になった。

来年度の活動計画

5月・11月:【久々野中学校アンバサダープロジェクト】

外国人観光客に久々野の良さを紹介する活動外国人観光客に伝える内容、インタビュー内容を今年度の振り返りをもとに、また工夫した取り組む。

10月:【地域防災学習】

今年度行った「防災リーフレット配布」活動は天候のため配る範囲が 縮小された。来年度はリーフレットの内容を変えて、さらに広範囲の地域の方に防災啓発活動を行う。