「国際幸福デー」(3/20)

3月20日は「国際幸福デー」( International Day of Happiness) です。

国際幸福デーは、1970年代初頭から国民総幸福を国民総所得より価値あるものとして認め、国民総生産ではなく、国民総幸福量を目標にしたブータンによって提唱され、2012年7月12日の国連総会で決議されました。国際幸福デーは、幸福が世界中の人々の共通の目標であり、願望であることを認め、公共政策に反映されるべきものとしています。また、持続可能な開発、貧困の撲滅とすべての人のウェルビーイングの促進のために、より包摂的、公平でバランスの取れた経済成長へのアプローチの必要性も示しています。

各国政府や国際機関は人権を擁護し、17の持続可能な開発目標のようなウェルビーイングや環境に関する側面を政策の枠組みに組み込み、幸福を促進することに投資することが求められます。平和と社会秩序の維持、税制、法制度及び公共サービスの提供の分野における政府の有効性は、平均的な生活満足度と強い相関関係にあります。

国連は、年齢に関わらず、すべての教室、事業、政府における各人に対し国際幸福デーを記念するよう呼び掛けています。

World Happiness Report 2024(2024年度版 世界幸福度報告書)は国際幸福デーを記念して3月20日に発行されます。

ユネスコスクールの国際指針では、年に2回以上国際デーを記念することが加盟継続の条件とされています。「国際幸福デー」を取り上げ、本テーマでSDGs達成に向けた取組をしてみませんか?

国連の「国際幸福デー」に関するURL:https://www.un.org/en/observances/happiness-day
ユネスコHP「国際デー」一覧(英):https://www.unesco.org/en/days