ASPnetニュースレター CONNECT_第16号 “オンライン・オフラインにおける児童・生徒のウェルビーイング”

ASPnet コミュニティの皆様
ナショナルコーディネーターの皆様
教員・児童および生徒・保護者の皆様

本ニュースレターのCONNECTはちょうど昨年の今頃、パンでミックによる前例のない休校という事態において、ASPnetコミュニティのつながりと連帯を強化するために発行されました。本号では、過去1年間にわたって展開されたさまざまな活動やイベントの結果、私たちにとってますます重要になっていることについて取り上げます。

皆様のご意見を伺い、新たな課題として重要となってきているのは、感情面のウェルビーイング(幸福感)と社会性と情動の学習(SEL)であるという結論に達しました。

本号では、ユネスコが取り組んできた社会性と情動の学習の領域、とりわけ、より年長の児童・生徒に比べて情報の少ない幼少期における保育と発達に関連する実例を紹介いたします。

そのため、ユネスコのEarly Childhood Care and Education(幼児保育と教育)のコーディネーターであるRokhaya Diawaraからの早期教育に関する特別なメッセージや、ユネスコバンコク事務所が推進する幼児期の社会性と情動の学習の実例も共有したいと思います。

また、価値観を伝え、オンラインコンテンツから子どもたちを守ることに焦点を置いた、子どもたちのためのオンライン学習教材を扱うPower of Zeroの取り組みを紹介します。インタビューに答え、メッセージを共有してくださったNicholas Carlisleに特に感謝申し上げます。

最後になりましたが、ASPnet xユネスコ「教育の未来」プロジェクトに関するウェビナーの最新情報についてもお伝えします。2050年以降の教育について、地球規模の振り返りや議論に参加し多大なる貢献をしてくださったナショナルコーディネーター、ユネスコスクールの学校長の皆様、教員の皆様、児童・生徒、そして保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。皆様の声は今年11月に「教育の未来」国際委員会が発行するグローバルフラグシップレポートに反映されます。

ASPnet国際コーディネーターチームは、この一年間、大変な困難の中において皆様が取り組んできた成果をユネスコの優先課題と結びつけることができ、光栄に存じます。皆様の貴重な声、ご意見、創造性、そして共有してくださった体験に改めて敬意を表します。

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■ユネスコスクールニュースレター本文の続き(要約版)は下記PDFをダウンロードしご覧ください。
ASPnetニュースレター CONNECT_第16号_final.pdf

■英語原文はこちら⇓
Connect-ASPnet Newsletter student well-being online and offline Issue 16 April 2021