ユネスコスクール支援内容
1.ユネスコスクールに新規申請する学校を支援しました(2023年度)
2023年は四国内でユネスコスクールへの申請支援の依頼がありませんでしたが、2021年12月〜2022年3月にかけて高知県の学校2校と徳島県の学校1校が新たにユネスコスクールとしての登録へ向けてチャレンジ期間を開始しました。2023年末、このうち1校が正規申請待ち(キャンディデート校)になり、1校が申請を取り下げ、1校がチャレンジ期間の延長中となっています。当時はコロナ禍の影響も残っており、その影響もあると思われます。
支援では、まず現地へ赴き、学校の様子や地域の様子を視察、その後学校で教職員に向けて簡単な説明を行い活動についての助言を行いました。また学校によっては、チャレンジ期間の終了が近づいた時点で、書類の確認を行いました。
2.ユネスコスクールにおいて交流会を行いました(2023年度)
コロナウィルスも5類相当へと変更されたこともあり、本年度は本学も海外のさまざまな国からの研修の受け入れを再開しました。その一つであるパプアニューギニアから2023年10月に来日した研修員と共に徳島県内のユネスコスクールを訪問し、子供たちと交流会を行いました。
中学生と交流し、生徒たちはさまざまな質問を英語で頑張ってしていました。また、午後には小学校の1年生から6年生と交流会を行い、パプアニューギニアの紹介を聞いた後、学校紹介などを行いました。そして最後には全員でジャンケン列車のゲームをして遊びました。
直接海外の人たちと触れ合うことができて、久しぶりに心の底から楽しそうにしている子供たちの様子を見ることができました。
ESD活動紹介
徳島県内校におけるESDの浸透度合いについて
徳島県教育委員会による「新 学校版環境ISO」が2022年度より「とくしまGXスクール」となり、SDGsに焦点を当てて節電・節水をはじめ、環境保全・ESD活動に力を入れるようになりました。「とくしまGXスクール(旧「新 学校版環境ISO」)」の認証は3ヵ年毎であり、2023年度は新規申請校が9校、「新 学校版環境ISO」からの継続申請校は小学校が36校、中学校が20校、高等学校・特別支援学校が5校ありました。本年度の新規申請校もさまざまなESD活動を行っており、これで県内の9割を超える学校が認証校(うち、約35%が「新 学校版環境ISO」認証校、約65%が「とくしまGXスクール」)となりました。
また徳島県の高校では生徒たちがSDGsの調べ学習に非常に熱心に取り組んでおり、生徒たちはグループに分かれ、それぞれさまざまなSDGsのゴールに関するテーマで自主学習を行っています。鳴門教育大学からも複数の教員がそれぞれ各高等学校へ行き、生徒たちの活動に助言やアドバイスを行いました。
活動自己評価
https://www.unesco-school.mext.go.jp/supporters/aspunivnet/self-assessment/narutokyoiku/