ユネスコスクール支援内容
1.ユネスコスクール加盟支援・活動支援(2022年度)
<加盟支援>
2022年度は加盟支援の依頼はありませんでした。
<活動支援>
1.個別支援
番号
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学校名
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支援内容
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1
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京都外大西高等学校
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留学説明会の開催
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2
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奈良育英高等学校
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SDGsに関するゼミ(講義)に係る講師派遣
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Camp Pax Mundi(CEP)の実施
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京都外大体験キャンプの実施
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3
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京都府立西乙訓高校
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出張講義への講師派遣
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4
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盈進中学高等学校(広島県)
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出張講義への講師派遣
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京都でのイングリッシュキャンプ実施
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(注)Camp Pax Mundiとは、本学のコミュニティエンゲージメント・プログラム(国内外の地域コミュニティとの協働・連携を通じて、共通する課題解決に取り組む学生参加型の授業)の一つで、本学学生が教員の指導のもと企画・実践する高大連携教育プログラムです。
2.団体支援
京都の加盟登録校8校で組織するASPnet-Kyoto(京都のユネスコスクールネットワーク)の支援・交流を行っています。
3.全体支援
2022年度導入されたレビュープロセスにより一部レビューイングを行い、ユネスコスクールの諸活動の今後の発展へつながる助言等を提供いたしました。
ESD活動紹介
1.コミュニティエンゲージメント・プログラム(2022年度)
番号
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活動地域
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活動内容
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1
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富山県高岡市
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高岡伝統産業(高岡銅器・漆器・菅笠)の発展に向けた研究及び提案
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2
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京都府京都市
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高校生へ英語を活用したSDGs学習プログラム「Camp Pax Mundi」の企画・立案
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3
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京都府京都市
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京都伝統産業及び伝統文化の学習及び発信
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4
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京都府京都市
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日本の神道の研究及びそれを生かした観光施策の研究
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5
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大阪府堺市
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SDGs未来都市である堺市の取り組みについて、実例を交えての研究
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6
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和歌山県美浜町
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空き家活用プラン作成(古民家リノベーション)
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7
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兵庫県城崎温泉
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旅館インターン及び食品ロス等のSDGs研究
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8
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長野県
渋・湯田中温泉
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旅館インターン及び食品ロス等のSDGs研究
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9
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長野県飯田市、
滋賀県
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地方活性の取り組み研究及びドローンを活用した観光PR施策の研究
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10
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イギリス
ケント大学
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オンラインプログラム「イギリスの地方都市におけるSDGsの事例研究」
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11
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アメリカ
南イリノイ大学
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オンラインプログラム「アメリカの地方都市におけるSDGsの事例研究」
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12
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グアム
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旅行・ホテルインターン及びグアムにおける観光施策の研究
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2.KYOTO Future Design PROJECT
SDGs・多様性の視点からみた社会課題・地域課題の解決に向けて、京都商工会議所と協力して、留学生と日本人学生が京都企業の社員とチームを組み、新たな事業アイデアを創出する事業「KYOTO Future Design PROJECT」に取り組んでいます。両者の産学連携事業としては初の試みとなる、事業アイデア成果発表会を開催しました。
【日 時】2022年12月9日(金) 16:00~19:00
【会 場】京都商工会議所 会議室CD (京都経済センター7階 下京区四条通室町下ル) 【参加企業】株式会社アーキエムズ、株式会社東映京都スタジオ(東映太秦映画村)、株式会社フクナガ
【参加学生】11 名(内、留学生 4 名)
3.人権講演会
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の協力を得て、ウクライナや他国への人道支援の現状、そして日本からできる支援について理解を深める講演会を開催しました。
【タイトル】「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の人道援助活動」
【日 時】2022年7月1日(金)17:30~19:00
【会 場】京都外国語大学 741 教室
【講 師】中村恵 氏 氏(NPO法人国連UNHCR協会事務局長特命(渉外担当))
4. 高大7年間で「ビジネス×国際貢献」の学び
本学 国際貢献学部は、グローバルスタディーズ学科・グローバル観光学科の2学科から成り、世界中の地域社会で課題解決に取り組む「コミュニティエンゲージメント」が学び の核となります。京都すばる高等学校 企画科では、「企画力で京都と世界をつなぐ」をコンセプトに、世界の諸課題をビジネス視点で解決する手法や、京都の観光ビジネスについての学びが特徴です。
2022年度、本学(国際貢献学部)と京都すばる高等学校(企画科)は包括連携協定を締結し、高校3年間と大学4年間、計7年間の連続性のある学びが実現することになりました。(具体的な連携内容は今後の協議)
5. 模擬国連会議
【第12回日本大学英語模擬国連会議(JUEMUN)】
2022年度は、6月にノートルダム清心女子大学で開催され、テーマ「世界遺産を未来の世代のために保護する」について、約10大学160名の学生たちが、議論を戦わせ、解決策を提案しました。本学からは、23名の学生が参画し、内4名の学生は学生リーダーを務めました。
【模擬国連世界大会(NMUN)】
2022年11月に神戸市外国語大学で開催され、「平和」を主なテーマとして、11ヵ国42大学・団体から331名の学生たちが、様々な国際課題について議論しました。本学からは、4名の学生が参加しました。
6. 玉川大学との共同研究及び学生交流シンポジウムの開催
ASPUnivNet加盟大学である玉川大学教育学部と本学の学内共同研究「グローカルマインドを育てる文化多様性/多文化共生教育の構築に向けて」を昨年度に引き続き進めています。大学間交流と協働による課題探求や解決への可能性を追究しています。
7. 「多文化コミュニティ共生」と「平和」の教育
将来の日本における多文化共生社会の実現および平和の教育の一環として、本学の日本人学生と留学生および海外にいる国際交流校の学生たちとのオンラインによる参加型共修行事を開催しています。特に日本およびアジアの視点からの議論を重ねています。これは学内共同研究の教員の主導のもとになされています。
・2022年11月には、「国際NGOと避難民―アジアから平和を考えるー」を開催しました。学生たちは現場に長年携わるNGO職員の講演を聴いたのち、グループに分かれてディスカッションを行い発表し合いました。30名の学生たちが参加しました。
・2023年1月には、「多文化共生社会の実現に向けてー日本における技能実習生を考えるー」を開催しました。本学学生による講演と支援団体職員の講演を聴いたのち、参加学生たちは課題や様々な可能性を話し合いました。約30名の学生たちが参加しました。
活動自己評価
https://www.unesco-school.mext.go.jp/supporters/aspunivnet/self-assessment/kyotogaigo/