京都外国語大学

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ユネスコスクール支援内容

1.ユネスコスクール加盟支援

2021年度は1校(広島県にある盈進中学高等学校)の加盟申請支援を行い、チャレンジ期間終了「可」の判断を行いました。

2.ユネスコスクール活動支援

<英語キャンプ「Camp Pax Mundi」の実施>

この活動は、本学のコミュニティエンゲージメント・プログラム(国内外の地域コミュニティとの協働・連携を通じて、共通する課題解決に取り組む学生参加型の授業)の一つで、本学学生が教員の指導のもと企画・実践する高大連携教育プログラムであり、SDGsについてオールイングリッシュで学んだり、フィールドワークを行います。2021年度の活動実績は以下のとおりです。

① 京都外大西高等学校【加盟登録校】

(国際文化コース2年生)

・テーマ :SDGs 11(住み続けられるまちづくり)

・学習内容:上賀茂神社の葵祭で使用される葵の栽培について学び、今後、不足する葵の育成をどのように歴史として紡いでいくのか、どんな手法があるかなどアイデアを出し合いながら学習しました。

② 奈良育英中学校・高等学校【加盟申請校】

(国際理解Gコース1年生)

・テーマ :SDGs4(質の高い教育をみんなに)/SDGs15(陸の豊かさを守ろう)

・学習内容:

  1. 【SDGs4】京都市学校歴史博物館の見学や京都民際日本語学校の留学生とのオンライン交流などを行い、それぞれの母国の教育・学校・文化などについて学習しました。
  2. 【SDGs15】NPO法人代表や京都在住のフランス人建築家から、京北地域の里山や自然と調和した家具・住居についてのレクチャーを受け、美山にある“かやぶきの里”を訪問し、かやぶき屋根保存の取り組みや人々の暮らし、屋根の仕組みなどについて学習しました。

(国際理解Gコース2年生)

・テーマ :「理想の社会とは何か」 Equality (平等) から Equity (公正) に

・学習内容:アイマスクサッカー体験、知恩院、八坂神社界隈、京都国際マンガミュージアムでのフィールドワークを行い、公正とは何かについて学習しました。

<高校の模擬国連大会の支援>

2021年度は京都外大西高等学校(加盟登録校)が主催・主管した第31回 関西高校模擬国連大会が6月にオンライン(一部対面)で実施され、その支援を行いました。今回のテーマは、「COVID-19の子どもたちへの社会的影響について」で、参加した12の高校から250人以上の学生がオールイングリッシュで討論を行いました。

<京都府立西乙訓高校の「総合的な学習の時間」の支援【加盟登録校】>

2021年度は西乙訓高校グローバルコースの2年生を主な対象として、1月に予定されている同校の合同発表会及びグローバルネットワーク京都交流会における発表に向けて、SDGsをテーマとする探究学習の支援を行なっています。

<ASPnet-Kyoto(京都のユネスコスクールネットワーク)の支援>

毎年支援してきた京都の加盟登録校8校で行っている上賀茂神社ワークショップは、コロナ禍のため中止となりましたが、来年度からは再開予定です。

ESD活動紹介

1.模擬国連大会の開催

<日本大学英語模擬国連会議(JUEMUN)2021>

2021年度は6月に本学で開催し、12カ国・12大学から149人の学生代表が参加しました。今回のテーマは「環境の持続性のための適切かつ弾力性のある発展」として、SDGsの9、12、13に焦点を当てた3つの会議と委員会を開催しました。

<第4回グローバルスタディ模擬国連>

グローバルスタディーズ学科独自の模擬国連として、2021年度は7月に120名を超える学生が参加し、COVID-19についてSDGsに関する3つのサブトピック(「ディーセントワークと経済成長」、「質の高い教育」、「貧困と飢餓の撲滅」)を含む議論を行いました。

2.「観光の力を通したSDGsへの貢献」オンラインセミナーの開催(高校教員対象)

2021年7月・8月、グローバル観光学科では次世代を担う創造力のある人材育成に向けて、高校・大学における観光教育の可能性についての高校教員を対象としたオンライン連続セミナー(4回シリーズ)を開催し、延べ17名の先生にご参加いただきました。

3. 舞鶴市ユネスコ協会とのワークショップの開催

2021年11月、グローバルスタディーズ学科の学生と教員が舞鶴市ユネスコ協会のメンバー30名を対象に、ワークショップを開催しファシリテーターを務めました。ワークショップでは、舞鶴地域の有形・無形の文化を確認し、地域の無形文化を次世代に向けて促進・保存するためのアイデアを話し合いました。

4. 玉川大学との共同研究及び学生交流シンポジウムの開催

ASPUnivNet加盟大学である玉川大学教育学部と、本学外国語学部の学内共同研究「グローカルマインドを育てる文化多様性/多文化共生教育の構築に向けて」を昨年度に引き続き進めています。2021年10月に、京都外国語大学、玉川大学、釜山外国語大学校が共同して日本人学生と外国人学生が一緒に学ぶことができるオンライン大学間ゼミシンポジウム「アジア共同体の形成を目指してーアジア太平洋地域のグローバル市民教育を探る」を開催し、SDGsの目標達成に向けて大学間交流と協働による課題探求や解決への可能性を追究しています。

5. 京都市右京区役所と連携した多様性を重視する社会の実現に向けた取組

英米語学科、グローバル観光学科、グローバルスタディーズ学科、京都外大西高の学生・生徒15人が参加し、「Good neighbors(良き隣人)」をキーワードに、様々な分野で活躍する右京区の住民や団体の方々のリアルな日常をインタビューして発信する特設ウェブサイト「Ukyo Voices(右京の声)」を日本語、英語で作成しました。

6. 学生の正課・正課外での取組

正課では、前述のコミュニティエンゲージメント・プログラムにおいて、SDGsと関連させながら、実践的なESD活動を行っています。

(2021年度実施プログラム)

  • 富山県高岡市「高岡伝統産業(高岡銅器・漆器・菅笠)の発展に向けた研究及び提案」
  • 京都府京都市「Camp Pax Mundi高校生へ英語を活用したSDGs学習プログラムの企画・立案」
  • 大阪府堺市「多文化共生の研究~ベトナム人コミュニティとの関わりを通して~」
  • 京都府「SDGsに取組む活動を取材し、英語でフリーペーパーとして発信」
  • 南イリノイ大学(Southern Illinois University)オンラインプログラム「アメリカの地方都市におけるSDGsの事例研究」
  • 奈良県明日香村「観光資源を発見し、学生視点で発信を行う観光まちづくり」
  • 奈良県奈良市「世界遺産の中にある観光資源の学習及び学生視点での魅力発信」
  • 和歌山県南紀白浜「地方や企業におけるワーケーションのあり方の研究」
  • 長野県飯田市「着地型観光及び結い(UI)ターン移住定住についての研究及び提案」
  • 京都府及び四国「JR四国と台湾鉄路の友好鉄道協定から考える、台湾インバウンド施策の提案」
  • 京都府京都市「京都伝統産業及び伝統文化の学習及び発信」
  • 福井県越前町「米作りを通した、住人と学生による越前町熊谷地区の地域活性」
  • 兵庫県城崎温泉「旅館インターン及び食品ロス等のSDGs研究」
  • 渋・湯田中温泉「旅館インターン及び食品ロス等のSDGs研究」
  • 京都府京丹後市「京丹後地域におけるSDGs研究及び取組の企画・立案」
  • 和歌山県美浜町「若者視点を取り入れた限界集落の地域活性化」
  • 和歌山県美浜町「海洋プラスチック問題への取組」

その他、正課外でも学生たちによる自主的な社会貢献、国際貢献活動が盛んに行われています。学生は、様々な貢献活動を通して持続可能な社会の担い手としてのスキルや教養、市民としての自覚などを、身をもって学んでいます。

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