ユネスコスクール支援内容
1.ユネスコスクール活動支援(2023年度):個別支援
番号
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学校名
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支援内容
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1
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京都外大西高等学校
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留学プログラムの事前事後学習支援
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2
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奈良育英高等学校
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SDGsに関するゼミ(講義)に係る講師派遣
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京都外大体験キャンプ実施
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3
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盈進中学高等学校(広島県)
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出張講義への講師派遣
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京都でのイングリッシュキャンプ実施
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進路体験学習の実施
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4
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京都市立安朱小学校
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大学生有志(外国語学部/国際貢献学部)によるボランティア通訳補助(発表会)
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2.ユネスコスクール活動支援(2023年度):団体支援
・京都府内の加盟登録校(小学校・中学/高等学校)との連絡や交流・支援を地域における京都ユネスコ協会や京都市教育委員会等とともに行っています。また、日本ユネスコ協会連盟も支援協力をしてくださっています。
・2023年9月11日~15日に、英国ユネスコスクールナショナルコーディネータ主催の平和のための芸術と文化イニシアティブ京都行事が開催され参加・協力いたしました。海外から8か国(欧州・アジア・中東・アフリカ等)約50名のユネスコスクール学習者・教育者・関係者が来京され、本学からは学生有志(外国語学部・国際貢献学部)9名及び教員3名が参加協力し、学習者・教育者等と学術及び文化交流が行われました。日本ユネスコ国内委員会(文科省)及び京都ユネスコ協会が後援、同志社大学共催、京都外国語大学/玉川大学/神戸大学の教員及びユネスコパリ本部ASPnet国際コーディネータ等が協力しました。京都ユネスコスクールでは特に一燈園中学高等学校の能楽授業・京都市立安朱小学校の環境授業・京田辺シュタイナー学校高等部の平和討議等が活発に行われました。
3.ユネスコスクール活動支援(2023年度):全体支援
・2022年度導入されたレビュープロセスにより一部レビューイングを行い、ユネスコスクールの諸活動の今後の発展へつながる助言等を提供いたしました。
・ユネスコスクール支援大学間ネットワーク(ASPUnivNet)の一環として愛知教育大学及び愛知県教育委員会等の研修会に参加し、京都市も含めた全国の小学校・中学校・高等学校の取組の発表への考察や助言などに携わりました。また、ASPUnivNetとして福山市立大学(広島県)からも交流や助言等を頂き地域の支援をさせていただいています。
ESD活動紹介
1.コミュニティエンゲージメント・プログラム(2023年度)(*CEP)
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活動地域
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活動内容
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1
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京都府京都市
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京都の伝統産業を学び文化の発信力を修得
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市内神社の探訪と神道研究を通じた観光促進策の立案
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2
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京都府京丹後市
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京丹後市伝統産業の現状/地域の取組を学び課題解決策を考察
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3
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大阪府堺市
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SDGs未来都市堺でフィールドワーク、SDGsの調査、
課題考察
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4
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和歌山県美浜町
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アメリカ村(三尾地区)で地域資源を有効活用するプロジェクト
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5
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兵庫県
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外国人のおもてなしの現場で観光経営について考察(城崎温泉)
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6
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長野県
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インバウンド観光のあり方を現場課題から考察(渋・湯田中温泉)
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7
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富山県高岡市
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高岡伝統産業の現状と地域の取組を学び課題への解決策を考察
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8
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タイ
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タイの社会問題・観光について考察
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9
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アメリカ
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アメリカの社会問題について考察
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10
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グアム
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グアム大学英語学習、ホテル等で実務体験、地域観光政策貢献
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11
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イギリス
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イギリスの社会問題について考察
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*CEP:国内外の地域コミュニティとの協働・連携を通じて、共通する課題解決に取り組む学生参加型の授業
2.模擬国連会議への参加
第14回日本大学英語模擬国連会議(JUEMUN):2023年7月7日~9日、於:神戸市外国語大学、テーマ:世界の未来を担う子どもや青少年の権利の実現、本学から代表、学生リーダー、組織委員会のメンバーとして学生26名、教員3名が参加。
3.人権週間2023「多様性」の開催
障がい者週間とコラボレーションし様々な角度から多様性を「知る」「考える」、「体験する」ための4つのイベントを開催。12月4日 手話講座&手話歌ミニコンサート「手話でつながろう こころの輪」;12月5日 ブックトーク「多様性~ダイバーシティ~」;12月6日 特定非営利活動法人ALIZE講演会&車いすアメフト体験「KUFS Diver City Project~多様性を京都外大に~」;12月8日 小原ブラス氏トークイベント
4.共生のための手話に関する講演会の開催
「共生のための手話に関する講演会」12月16日ハイブリット形式開催。本学国際貢献学共同研究「言語を活かした平和構築を目指して:多文化共生社会の観点から」(日本語学科・共通教育機構 ・グローバルスタディーズ学科の4教員)の教育の一環として実施。「日本手話―日本語とは異なるもう一つの日本の言語」(平英司氏);学生や教職員(手話部・障がい者支援室含)約20名参加。協定大学の韓国釜山外国語大学もオンライン参加。
5.多文化・多言語絵本読み聞かせイベントの開催
学生が大学で学んだ言葉や様々な国についての知識を将来社会の担い手になる子供達に伝え多文化共生社会を一緒に生きる仲間づくりをするという目的で行う地域と大学の学びを結びつけるプロジェクト。12月12日京都市葛野児童館「ぐりとぐらのおきゃくさま」英語/ドイツ語読み聞かせ、20人超児童参加。16日西院保育園、「大きなかぶ」英語/ドイツ語読み聞かせ「ジングルベル」英語/フランス語/ドイツ語歌、30人超親子参加。
6.リーダーシップ・チャレンジinサイパンの開催
2024年3月2日~3月9日の7泊8日で外国語を用い、価値観、立場、文化背景などが異なる組織での協同活動を通してリーダーシップ(スキル・知識・態度)を身につけることを目的として、「リーダーシップ・チャレンジinサイパン」を開催。
7.本学公式グッズのサステナブル化
SDGsや環境問題について学ぶ国際貢献学部グローバルスタディーズ学科Peace Design Seminarが、インターン先であるsampai(代表:宮武 愛海さん同学科卒)の協力を経て同地域に拠点を置くコバオリ株式会社との産学連携活動として、お米を原材料とする「Rice Resin®」を使用したバイオマスプラスチックによる環境に配慮したクリアファイルを制作。
8.コミュニティ通訳に関する包括協定を京都市国際交流協会と締結
国際規格である「ISO13611:2014通訳-コミュニティ通訳のためのガイドライン」認証取得のコミュニティ通訳者育成を目的として公益財団法人京都市国際交流協会と包括協定を締結。コミュニティ通訳とは、言語の障壁があるために医療・教育・社会福祉・行政・司法等の公的サービスにアクセスできない外国人住民を支援するもの。本学では、コミュニティ通訳に関する専門科目を新設するとともに、多文化共生社会の一翼を担う人材を育成する。一定の条件をクリアすれば「ISO13611:2014 通訳‒コミュニティ通訳のためのガイドライン」認証書が授与される(対象言語:英語/ポルトガル語/中国語/ロシア語)。
9.玉川大学との学生交流と研究継続
ASPnet及びASPUnivNet加盟大学である玉川大学との学生交流及び共同研究を継続して進めており、大学間交流と協働による課題探求や解決への可能性を追究している。
活動自己評価
https://www.unesco-school.mext.go.jp/supporters/aspunivnet/self-assessment/kyotogaigo/