2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 環境, 世界遺産・地域の文化財等

 本校は、「自ら学び、心豊かでたくましく、創造的に生きる児童の育成」を教育目標として、ESDの実践をとおして「他と関わり合い、多様性を尊重する態度などこれからの社会で必要とされる基礎の力」などの育成することを教育方針として、日々の教育活動に取り組んでいる。
 具体的には、「総合的な学習の時間の充実」「児童の主体的な活動の充実」「実践成果の発信及びネットワークづくりの推進」を柱に取り組んだ。
1 総合的な学習の時間の充実
 総合的な学習の時間では、各学年が地域や身近な自然・社会・人・文化をテーマに学習している。3年生は、地域に伝わる「長江谷ジョンカラ」、4年生は、「つるべの田んぼ染め・田んぼ染め踊り」をそれぞれ体験をとおして地域の方から教えてもらい、自分たちの住む地域に伝わる伝統文化の素晴らしさを学ぶことができた。5年生は、地域の方に教えていただきながら加賀野菜や地元の伝燈寺里いもを栽培することをとおして、地域の食文化について考えることができた。6年生は、ビオトープ活動や里山遠足をとおして、ふるさとや自然への愛着を深めることができた。
2 児童の主体的な活動の充実
 11月には「落ち葉拾い大作戦」として縦割り仲良しグループで地域の落ち葉を拾い、集めた落ち葉をビオトープの木の根元にまいて肥料にした。6年生を中心に、子供たち同士が声をかけ合いながら主体的に活動することができた。
3 実践成果の発信及びネットワークづくりの推進
 異学年交流も含めた学習発表会を行ったことで、「夕日寺のひと・もの・自然」との関わりに、さらに興味をもつ児童が増えた。活動の様子を常にホームページに掲載し、児童だけでなく、保護者や地域に対しても広く発信している。

来年度の活動計画

1 総合的な時間の充実
 3年:自然とのつながり~森と生き物、人とのつながり~
 4年:金腐川から未来の地球を考えよう~自分達にできること~
 5年:自然とつながろう~伝燈寺里いもを育てよう~
 6年:自然と共に生きよう~ビオトープ活動の発信と交流~
2 児童の主体的な活動の充実
 ・あいさつ運動
 ・クリーン大作戦
 ・落ち葉拾い大作戦
3 実践成果の発信及びネットワークづくりの推進
 ・「総合的な学習の時間」「生活科」で作成した成果物の掲示
 ・学習したことの異学年交流
 ・ESDカレンダーの掲示
 ・ホームページでの発信