2021年度活動報告
本年度の活動内容
減災・防災, 食育
本校は,「開拓魂」を学校理念(※もしくは活動テーマ)として,ESDを「かかわり」と捉え,ESDの実践を通して「協力しあえる子どもの育成」を目標とした。ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野の「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」の中の,「人」,「もの」,「地域」を柱に,本年度は①「人とのかかわり」②「ものとのかかわり」③「地域とのかかわり」を中心に活動を行った。
①「人とのかかわり」 「やまもも班活動」「やまもも読み聞かせ」<月一回(昼休み)>
「やまもも班活動」という縦割り班活動があり,異年齢集団での遊びや集会活動・行事を通して,異学年と交流し協力して活動することの楽しさや大切さを学ぶ。主な活動は,「やまもも班あそび(毎月1回昼休みに実施)」「やまもも読み聞かせ(高学年による読み聞かせ)」があり,どの活動も6年生が中心となり,計画や進行を行っている。
「代表委員会」<年間11回の各委員会の常時活動の翌週の月曜日>
4年生以上の学級委員,委員会委員長,執行部,やまもも班リーダーの児童が参加し,全校で取り組むキャンペーン活動や委員会から出された議案について話し合った。代表委員会で決定したことは「やまもも便り」で各学級に配付し,伝えていった。
②「ものとのかかわり」:食育 バケツ稲づくり4月~10月
5年生の総合的な学習で「一個から一粒へ」のバケツ稲の学習を行った。土づくり・代掻き・田植え・収穫・脱穀・精米体験を通して稲作を学び,野外活動での炊飯を通して,食べることの大切さや生産者の苦労や工夫などを考えることができた。
③「地域とのかかわり」:豊校区防災訓練 <令和3年11月20日>
昨年度から地域の方々に協力していただき,5年生の地域防災について学習をすすめてきた。本年度は,全校児童と地域の方々の参加を集い「豊校区防災訓練」を実施することができた。コロナ禍であっても,地域の方との交流を大切にして防災訓練を行うことで,いつ起こるかわからない災害時についても地域の方と協力し,「自助・共助・公助」の心を育めるよう,第一避難所からの避難・防災講話の聴講・防災体験などを行った。
来年度の活動計画
①やまもも班活動
・班遊び・・・月に一回 火曜日の35分放課に班ごとで計画を立てて、縦割り班で遊ぶ。
・読み聞かせ・・・木曜日の朝の時間に、4~6年生が低学年に読み聞かせを行う。
・やまももコーナー・・・班のメンバーや写真、ふりかえりカードなどを掲示する。
②食育・・・低学年の野菜作りや高学年のバケツ稲栽培など、食育についてもさらに深めていきたい。
③「地域とのかかわり」
・校区防災訓練を通して、地域の方とともに防災・減災について考えていきたい。