所在地 | 〒226-0015 横浜市緑区三保町1867番地 |
---|---|
電話番号 | 045-931-1026 |
ホームページ | |
加盟年 | - |
2023年度活動報告
生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困
本校は、「進んで学び、高め合う子~元気・勇気・根気~」を学校教育目標に掲げ、子どもにとって身近な学習材を活用しながら、学習環境の充実を目指している。ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、「持続可能な社会づくりを担う力」の育成に取り組んできた。
具体的には、全ての教科等の学習においてESDで育成を目指す「構成概念」と「能力・態度」の視点も加えて授業デザインを行うことで、学校での学びと「持続可能な社会づくりを担う力」との関連を図った。また、6年児童はSDGsダイヤモンドチャートを活用して、4月に自分の持続可能な社会のとらえを自覚し、12月に自分の変容を振り返ることができた。さらに、子どもたちは、他校の児童とオンラインや交流会への代表児童の参加等での交流を通して、身近なところから持続可能な開発やライフスタイルについて考えることができた。
○教員の授業デザイン力の向上
子どもの学びの充実に向け、授業研究を通して教員の授業デザイン力の向上に取り組んだ。「ESD教材研究」の時間を確保し、年間を見通した地域の自然環境や人材を活用した授業の充実、授業のPDCAサイクルをより効果的に回すための授業研究会の在り方などを検討し、実践した。
○カリキュラムの効果検証
子どもたちに資質・能力を効果的に育成していくためには、学校全体で共通理解を図りながら実践していくことが重要である。各学年で連携を図りながら子どもに資質・能力を育むために、「ESDカレンダー」や「年間指導計画」を定期的に見直し、改善を図った。
来年度の活動計画
○SDGsやSDGsダイヤモンドを活用した、児童の自己変容の自覚化
これまでに引き続き、「ESD教材研究」の時間を確保し、年間を見通した地域の自然環境や人材を活用した授業の充実、授業のPDCAサイクルをより効果的に回すための授業の在り方などを検討し、実践していきたいと考えている。
また、児童に自分の活動がSDGsとどうつながっているか、関係した人との関りからどんなことを学んだかを意識化するために、SDGsをツールとして活用する。また、自己の変容を意識化、顕在化するために、SDGsダイヤモンドチャートを用いた話し合いや自己の振り返りを行い、その変容や学校としての傾向を明らかにする。
○時代の変化に即したカリキュラムの
子どもの学びの充実に向け、教員の授業デザイン力の向上に取り組む。持続可能な授業研究の在り方をこれまでも追究し続けてきた経緯があるため、来年度も授業研究の在り方を追究していく。
気候変動や地域の協力者の持続可能性、教科書の改訂などで、「ESDカレンダー」や「年間指導計画」見直し、改善が必要となってきている。子どもたちに資質・能力を効果的に育成していくためには、各学年で連携を図りながら、学校全体で共通理解を図りながら実践していくことが重要である。今後の学校の特色を整理しつつ、カリキュラムや日々の授業の充実を図る。