2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, エコパーク

本校は、ESDの目標を「地域活性化のために自分たちができることをやろう」と定め、ユネスコスクールが重点的に取り組む三つの分野の②「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」に関わって総合的な時間を使い、中学3年間のESD活動を設定して取り組んできている。

1学年では、「志賀高原ユネスコエコパークの魅力を探り、それを発信していこう」というテーマの元、ESDとの関連で5つの追究課題(共生、

自然、地域、文化、国際)を設定し、4~5人で追究課題を持ち、町の役場の聞き取り調査やアンケート、志賀高原研修旅行を通して研究し、それを学校祭で発信してきた。

2学年では、「他地域の取り組みを参考にする」というテーマの元で、魅力の〝比較〟を、志賀高原ユネスコエコパークでもある、群馬県草津温泉を訪れ、研究調査したことを、1学年と同様学校祭で発信してきた。

3学年では、「魅力ある山ノ内町を発信する」というテーマの元、11月に「中学生が夢見る町づくり討論会」を行い、町の

理事者や議員、地域の団体長などに、自分たちの考えた町作りの提案が、3会場で9提案された。参加者からのアンケートを見ると、すぐにでも町で取り組めそうな提案や、検討に伏してもよいという回答もあり、町の皆さんにとっても、温かい目で中学生のESD活動を評価することもあった。

その他に、4月の全校でのESDオリエンテーションでは、ESD/SDGsの歩みを知った後、最後に「私のESD/SDGs宣言」を行い、一年間のESD/SDGsに対する目標を、各学年の樹に花びらシールで張り出している。2022年度は、ロシアとウクライナの戦争に平和への思いを寄せ

SDGsの⑯番が第2位となった。それを受けて、生徒会のふれあい委員会が、ウクライナ支援のための募金を行うという活動も生まれた。

来年度の活動計画

4月 ESD/SDGsオリエンテーション(全校)「私のESD/SDGs宣言」

3学年修学旅行:京都で山ノ内町の魅力発信活動

5月 第13回国際ユース作文コンテストへの取り組み

6月~7月 1学年志賀高原研修旅行:グループ別課題追究並びに踏査研修

2学年草津研修旅行:グループ別課題追究並びに踏査研修

3学年「中学生が夢見る町づくり討論会」

8月~9月 1,2学年:文化祭に向けて課題追究、発表スライド準備。発表

10月~11月 1学年:地域自慢の旅、2学年:職場体験学習 3学年:高校進学に向け  て

12月 全学年:「私のESD/SDGs宣言」振り返り