2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 貧困, エコパーク

活動の主な領域は、平和教育、国際理解教育、環境教育、ボランティア活動、SDGsの学びの5つである。活動を通して主体的に学びに向かう力を養い、国際的な視野に立ち社会に貢献できる自立した女性を育てることを目指している。

活動報告として、2021年11月20日「中部東ブロック・ユネスコ活動研究会in神奈川」において発表を行った。

国際デーについては、2月11日「科学における女性と女児の国際デー」を記念して3月18日に校内課題研究発表会を実施した。10月20日世界統計デーを記念して10月8日に中3統計学習を実施した。

①平和・人権・福祉

平和学習の一環として実施している高校1年生3月の修学旅行は延期され、高校2年生12月に長崎を目的地として実施された。沖縄、長崎、韓国に関する事前学習は予定通り実施した。

9月17日の中3リトリートでは、「神を信じ、平和をつくり出した人々に学ぶ」をテーマに、浅川巧、ケーテ・コルヴィッツらの生き方に学んだ。

11月17日の全校修養会では、「いのちと性」をテーマに講演会を実施し、学年ごとに人権、国際、福祉などのテーマで学習した。

②国際理解教育

海外研修は実施できなかったが、韓国、オーストラリア、ドイツの姉妹校生徒と手紙やメール等の交換を行い互いの文化を知る機会とした。

2020年12月3日、4日に中学生全員が英語研修を実施し、様々な文化的背景を持つ講師を招いて小グループで活動を行った。

③環境教育

自然科学部において、山梨県の河川の環境評価等に関わる研究を行った。

④ボランティア

生徒会がフードバンクに協力した。YWCAひまわり部が近隣の高齢者への配食サービスに参加した。

10月15日の「ウォーカソン」では、ラオスの子どもたちの奨学金とするため全校生徒がチャリティーランを実施した。

⑤SDGsの学び

中学1年生の自由研究ガイダンスや中学3年生の統計学習など、折々にSDGsについて考える機会を設けた。

来年度の活動計画

3月17日に校内研究発表会を実施する。中学2年生は自由研究、中学3年生は統計学習、高校1年生は平和学習、高校2年生は課題研究の成果を発表する。3月に予定されていた高校1年生の修学旅行は、12月に延期して実施予定である。

2022年度も前述の5つの領域について活発な活動を行うことを目指す。SDGsに関する問題解決型の探究活動をはじめとして、思考力・判断力・表現力を身につけられる授業、多様な生徒に対応できる個別最適化した学びを目指し授業改革を進める。