2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, その他の関連分野

本校は校内に「若竹プロジェクト(ユネスコスクール)委員会」を設置し、ユネスコスクールの活動について、様々な教育実践を企画・運営している。 具体的には「命」「心」「環境」をキーワードに、単年で終わることなく、継続的に教育課程の中に位置づけ、「人間教育」として実践している。

①「命」に係わる活動
Ⅰ AEDトレーニングを中心とした救急救命法の習得
2年次において、「総合的な学習の時間」を活用して通年で実施している。
Ⅱ 赤ちゃん及びその保護者との交流
1年次において、「家庭総合」の時間を活用して「赤ちゃんふれあい交流授業」を実施している。赤ちゃんの保護者から、出産や子育ての喜びと苦労を聞き、実際に赤ちゃんと遊ぶ活動を通して、命の尊さを体感している。
Ⅲ 防災に関する取組
7月:防災委員が外部の防災施設を訪問
9月・11月:防災新聞発行
9月:1年生がHRを活用して、防災体験(煙道体験)
11月:2年生が修学旅行で、人と防災未来センターを訪問し学習

②「心」に関わる活動
Ⅰ 近隣の特別養護老人ホームとの交流
〇美術部・写真部の生徒作品を施設に展示し、入居者に楽しんでもらう
〇アンサンブル部が施設でクリスマスコンサート実施し演奏を聴いてもらう
Ⅱ 赤ちゃん及びその保護者との交流
①で記載

③「環境」に関わる活動
Ⅰ 学校北側を流れる新川の水質検査
2年次「総合的な学習の時間」を活用して通年で実施し、経年変化等を研究している。1月に市科学館で開催される「高校生科学の祭典」で研究成果を発表
Ⅱ 学校周辺の清掃活動
10月に「若竹クリーンプロジェクト」として、生徒・保護者・教職員で地域清掃活動を実施している。

④その他の活動
愛知県ユネスコスクール交流会に参加し、防災に関する活動をポスターセッションで発表

来年度の活動計画

「若竹プロジェクト(ユネスコスクール)委員会」が中心となり、全校的な取組として、ESDの観点に立って継続的に取り組んでいく予定である。
また、他校との交流を促進し、時代とともに変化する課題とも向き合えるように働きかけ、若竹プロジェクトの取組が、生徒の健やかな成長に資することができるように努めていきたい。
新たな活動としては、2017年度からオーストラリアの高校と姉妹校提携を結び交流を重ねているので、国際理解の視点から活動を整備していきたいと考えている。