2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 福祉, 持続可能な生産と消費

本校は,「未来を拓く,たくましく,心豊かな子どもの育成」~瞳輝く,みんな笑顔の学校~を学校教育目標としている。開校以来,国語科の研究を続けており,総合的な学習の時間を中心とした教科横断的な指導を行っている。今年度実践した内容を紹介する。

○国語科

①4年生『便利ということ』

総合的な学習の時間の「福祉体験学習」では,八千代市社会福祉協議会の職員や地域の方と,白杖体験や車いす体      験を通して,四肢に障害をもつ方々の日々の大変さの一部を体感した。その後,本単元で,身の回りの生活で使用する道具や施設・設備が「便利」であるかどうかという感じ方は,人それぞれの立場によって違うということに気付くことができた。

②5年生『世界遺産 白神山地からの提言―意見文を書こう―』

本教材を主教材とし,学習後に総合「自然保護」について学習を広げた。ISOを取得している企業と谷津干潟自然観察センターを校外学習で訪問し,自然を保護していくためには,何が大切かについて考えを深め,意見文を作成した。訪問先の企業へ意見文を送付し,「自然保護」への意欲を更に高めた。

③6年生『雪は新しいエネルギー』

本単元を学習後,総合的な学習の時間を使ってその他の再生可能エネルギーについて調べた。石油や石炭などのエネルギー源に頼らず,太陽の光や風,川を流れる水の力,海の潮の力など自然の力でつくる際盛夏のエネルギーの使用を増やすことが重要だという気持ちを育てた。

○その他の実践

八千代市としての取組である「八千代子どもサミット地域子ども会議」の高津・新木戸地区における今年度のスローガン「トリプルC(協力・継続・挑戦)」に向けて,計画委員と共に様々な活動に取り組んだ。具体的な対策として,節電・節水・残飯を減らすという目標を掲げ,達成に向け,全校をあげて取り組んだ。ポスターや校内放送で呼びかけをし,呼びかけ後は,実態調査を各委員会が分担して行った。その結果をさらに校内放送で伝え,活動意欲を向上させた

 

 

来年度の活動計画

次年度も研究教科である国語科を核として学校行事や特別活動など,学校全体の活動を通しESDの視点で教育活動を実践していく。