2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

気候変動, 環境, 文化多様性, 国際理解, 福祉, 食育

多摩市ではSDGsによる持続可能な社会の実現のために、「気候非常事態宣言」を表明し、市民と気候危機を共有し、共に地球温暖化対策に取り組むため宣言を行うものです。本校では、この「気候非常事態宣言」を踏まえ、「地球温暖化」や「生物多様性」などの環境問題に取り組むESDの実践を通して「持続可能な社会を目指し,国際社会を生き抜く,グローバル人材の育成」を目標とした。

SDGsを身近な問題として考える
・地域の環境問題の情報収集を行う
インターネットや図書資料の活用方法のスキルアップを図る
・環境問題についてまとめ、発表する
タブレットを用いた発表資料の作成力やプレゼンテーション力の向上を図る
・実際に行動する
環境問題で取り上げたプラスチックごみの削減に向けて、新聞紙でごみ袋を作成する等の実践を行った。
・SDGsのために自分たちにできる取り組みを考える
17の目標のために一人一人がそれぞれについて取り組めることを考え、発表した。

英語力の向上に関わる活動
(1)英検対策講座
地域の方を講師として迎え,英語検定に向けての講座を実施した。講座は5級,4級,3級,準2級,2級の5講座とした。
(2)昼プロジェクト
Zoomで講師の方と教室をつなぎ,放課後の時間に英語講座を実施した。身の回りの題材や著名人のスピーチ、音楽を通して英語と触れ合う機会となった。
(3)オンライン英会話
タブレット端末を活用して,フィリピンにいるネイティブの方とマンツーマンで30分間英語で会話を行った。

福祉教育
ブラインドサッカーの体験およびブラインドウォークを実施し、信頼体験や視覚障害者の立場や援助の仕方を体験できる機会とした。

来年度の活動計画

感染症対策が続く中、Zoom等での繋がりも大切にして、総合的な学習の時間を計画する。

1年生での地域調べ、2年生での東京下町学習体験、3年生での京都、奈良の伝統文化理解では、対面での人とのかかわりや体験を大切にする。

国際理解教育として、対面での体験学習とリモートでの会話活動をバランスよく実施し、交流活動の再開を目指す。

ブラインドサッカーの他、ボッチャ体験の機会を設け、福祉教育とも連携し、障害者理解教育を推進する。