2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 文化多様性, 国際理解

国際理解教育を学校の理念とし,ESDを「2050年の大人づくり」と捉え,ESDの実践を通して「国際社会を生き抜く,グローバル人材育成」を目標とした。

①国際理解に関わる活動
 1学期は,1年生で,2学期は2年生で,3年生は3学期に,JICAの方をお招きして,青年海外協力隊で体験したお話を聞き国際理解の一助とした。
②国際交流に関わる活動
 あしなが募金事務局から,留学生を招いて,本校の生徒は日本文化を英語で紹介し,次の時間には自分の国について英語で紹介してもらい交流活動を行った。
③英語力の向上に関わる活動
 (1)朝プロジェクト
   地域の方を講師として迎え,英語検定の第1回,第2回の前に12クール
  づつ朝の7時30分から8時10分までの40分間,英語検定に向けた取り組み
  を行った。講座は5級,4級,3級,準2級,2級の5講座とした。
(2)昼プロジェクト
   地域の大学から留学生を招き,給食の時間から昼休みまで約40分間英語で自
  由に会話をする機会を,年間118回行い。自分と違う文化を持つ人たちとも臆
  せず英語で話せる力を身に付けさせた。
(3)オンライン英会話
   タブレット端末を活用して,フィリピンにいる方とマンツーマンで30分間英語
  で会話を行った。
④ オリンピック・パラリンピック教育

オリンピアン・パラリンピアンを招聘し,体育館で交流活動を行ったり,その後教室で,「夢をあきらめない」ということをオリンピアン・パラリンピアンの方々の御自身の経験を下にお話をいただいた。

来年度の活動計画

今年度度同様,総合的な学習の時間では,1年生で地域調べ,2年生では,東京下町学習,体験,3年生では京都,奈良の伝統文化理解を行っていく。国際理解教育では,昼プロジェクト,留学生と日常的に英語で話す活動を継続する。また,夏季休業中に集中して,留学生と簡単なアクティビティを通して英語を使う機会を創出する。引き続き,JICAやあしなが交流は継続して行っていく。また,オリンピック・パラリンピック教育では引き続きオリンピアン・パラリンピアンを招聘し,生徒たちとの直接的な交流を通して,夢をあきらめないことを教えていく。