2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 福祉, 食育

国際理解教育を学校の理念とし,ESDを「2050年の大人づくり」と捉え,ESDの実践を通して「国際社会を生き抜く,グローバル人材育成」を目標とした。

①国際理解に関わる活動
3年生の3学期に,JICAの方をお招きして,青年海外協力隊で体験したお話を聞き国際理解の一助とした。
②国際交流に関わる活動
あしなが募金事務局から,留学生を招いて,本校の生徒は日本文化を英語で紹介し,次の時間には自分の国について英語で紹介してもらい交流活動を行った。また、ポーランドの高校生とオンラインで交流する機会を持ち、お互いの文化を紹介しあった。
③英語力の向上に関わる活動
(1)英検対策(添削講座)
地域の方を講師として迎え,英語検定に向けて添削講座を実施した。2次試験対策として対面の講座も1回実施した。講座は5級,4級,3級,準2級,2級の5講座とした。
(2)昼プロジェクト
Zoomで講師の方と教室をつなぎ,給食の時間に英語講座を実施した。身の回りの題材や著名人のスピーチ、音楽を通して英語と触れ合う機会となった。
(3)オンライン英会話
タブレット端末を活用して,フィリピンにいる方とマンツーマンで30分間英語で会話を行った。
④ オリンピック・パラリンピック教育

パラリンピアンを招聘し,Zoomを通じて講義、交流活動を行った。また、ボッチャの講師を招き、体験授業を行った。

来年度の活動計画

本年度のコロナ禍で新たにZoom等でつながることができたものも継続させ、これまでの総合的な学習の時間で取り組んできた、1年生での地域調べ、2年生での東京下町学習体験、3年生での京都、奈良の伝統文化理解を行っていく。国際理解教育では、対面での体験学習のほか、リモートでの会話活動、交流活動も推進し、JICA、あしなが育英会との交流を継続する。パラリンピック教育では、パラリンピアンを招聘し、直接的な交流を通し、理解を深めるとともに、福祉教育とも連携し、障害者理解教育を推進する。