2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 平和, 人権, 減災・防災

(様式)【鶴牧中】平成30年度ユネスコスクール年次報告書 _

当校は日常の教育活動を通じて課題解決力を育て、持続発展可能な社会をつくる担い手を育てる視点と理念から、ESDの柱を「防災・減災」に昨年度から置いている。自助・共助の技能・知識を身に付けながら、思考・判断・行動、そして表現の力を育てていきたいと考えている。具体的には、防災・減災を柱に、①防災・減災に係わる活動、②国際理解に係わる活動、③環境に係わる活動、④伝統文化に係わる活動を行った。

① 防災・減災に係わる活動

今年の防災・減災キャンプは第1学年を対象に総合的な学習の時間の中で地域・関係機関との連携を図り、避難所を想定した実践的な活動を行った。展開の概要としては、『被災後72時間シミュレーション 防災巻講演会及び作成』『

被災地で役立つロープワーク』『被災地想定緊急搬送法』『被災時の弱者支援』のワークショップを行った。

日本赤十字社東京支部の方による『身近なものでできる応急手当』の体験学習を行いました。

①避難所生活で役立つ技術を学ぶ(導入・毛布ガウン・新聞紙スリッパ)

 ②身近な物を使った応急手当

③被災後72時間シミュレーション 防災巻講演会及び作成

    

① 国際理解に係わる活動

モンゴル、中国、ブルガリア、ブラジルの留学生による自国の文化紹介の授業を、毎年1・2年で実施している。映像や実物に触れ、留学生に直接質問することでより深い国際理解につながっている。また、留学生の生き方を学び、将来の生き方を考えるよい機会となりました。

② 環境に係わる活動

                   

③ 伝統文化に係わる活動

音楽の時間に1年生が、地域の人材を活用して琴の体験授業を行いました。また、平安時代から伝わる貴族の遊びで、百人一首の原型と言われている日本の伝統的な遊びである『貝合わせ』を「東京貝合わせ研究会」の方に来ていただき、畳を6畳ずつ2カ所に敷き、その上に赤い毛氈もうせんを敷いて実施しました。

来年度の活動計画

来年度も当校は日常の教育活動を通じて課題解決力を育て、持続発展可能な社会をつくる担い手を育てる視点と理念から、ESDの柱を「防災・減災」に置いて実施する予定である。また、自助・共助の技能・知識を身に付けながら、思考・判断・行動、そして表現の力を育てていきたいと考えている。その他にも、今年度と同様な活動を実施する予定である。

【平成31年度の主な活動内容】

○防災・減災に係わる活動

 ・自助パックの準備(全学年)   ・避難訓練の実施(全学年)

・防災・減災キャンプの実施(第1学年)

○国際理解に係わる活動  

・留学生による国際理解の授業(第1、2学年)

○環境に係わる活動   

・ゴーヤ栽培(グリーンカーテン)によるエコ活動(第1学年)

・エコパックの回収(全学年)

○伝統文化に係わる活動

・修学旅行(第3学年)  ・校外学習(第1、2学年)

・箏体験授業(第1学年) ・貝合わせ(第1学年)