• とよたしりつつちはししょうがっこう
  • 豊田市立土橋小学校

  • Toyota Municipal Tsuchihashi Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒471-0842 豊田市土橋町6-117
電話番号 0565-29-5285
ホームページ http://www2.toyota.ed.jp/swas/index.php?id=s_tsuchihashi
加盟年 2015

2022年度活動報告

活動分野

エネルギー, 環境

当校は、「つながる学校」を学校理念として、ESDを各教科・領域がつながる学習ととらえ、6年間の学びをESDの実践を通して人と地域がつながる学校を目指した。具体的には、エコガイド、省エネ博士、マイ木を柱に、①校舎のエコを発信する活動、②校舎の省エネに係わる教育、③校内の樹木、に係わる学習を行った。また、SDG’sを意識した取組を行うことにより、未来の地球を守るために具体的な行動を起こすことのできる児童の育成を目指した。

①校舎のエコを発信する活動 <6年生>

本校の校舎には、様々なエコに関する技術が生かされている。それらを「エコガイド」として、案内しながら、自分の考えを話し見学者から意見を聞いてさらに考えを深めていく活動を行った。興味をもった箇所をエコガイドポイントとして決め、シナリオを書いたり、もう一度データを収集したりして、より具体的に説明できるように取り組んだ。環境や教育について学ぶ大学生や、保護者や下級生を案内し、校舎の工夫やその魅力について伝え、学びの成果を発信することができた。

 

②校舎の省エネにかかわる教育 <5年生>

学習のはじめに、「吹き矢」の実験を通して、省エネとは「使わない」ことではなく「有効に使うこと」であると実感し、子どもたちは強い衝撃を受けた。そこで、「トイレ」「夏を快適に過ごす工夫」「冬を快適に過ごす工夫」の3つの観点に着目し、検証実験を行った。「トイレ」では、トイレカードを利用し、節電、使いやすさ、掃除のしやすさの観点でより良いトイレについて考えられていることを知り、設計者や先輩たちの思いや工夫に驚いた。「夏を快適に過ごす工夫」では、給気ガラリやらんまが本当に役に立っているのか比較実験を行った。「冬を快適に過ごす工夫」では、断熱材の工夫や扉の効果を確かめる実験を行った。それぞれの学習の中で、校舎を設計した方を招き、より専門的な話や思いを聞いた。また、6年生のエコガイドに触れ、具体的に学ぶことができた。

 

③校内の樹木にかかわる学習<4年生>

校内の樹木を観察し、その特徴や樹木が環境とどう関わっているのかを学んだ。子どもたちはお気に入りの木を「マイ木」とし、木々が季節によって違う姿を見せることに関心をもち、愛着をもって観察や世話を行った。11月に行う「緑探検ウォークラリー」では、4年生が樹木に関する問題を作り、全校児童で問題を解きながら土橋の自然に親しんだ。

来年度の活動計画

30年度に見直したESDカレンダーをもとに、生活科・総合的な学習を中心に進めていく。低学年では、自然に触れる機会をできるだけ多く作る。その中で、友達、地域の人とつながる。中学年では、校内の自然環境を観察し、課題を見つけ、解決方法を探り、実践していく。高学年は、校舎のエコに触れ、環境について自分の考えをまとめていく。また、SDG’sを明確に意識した取組ができる児童を育てるために、各教科・領域等教育活動や学校教育全般において取り扱っていく。

過去の活動報告