• とうようじょしこうとうがっこう
  • 東洋女子高等学校

  • Toyojoshi Senior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 食育, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

所在地 〒112-0011 文京区千石3-29-8
電話番号 03-3041-2680
ホームページ https://www.toyojoshi.ac.jp/
加盟年 2025

2025年度活動報告

活動分野

気候変動, 環境, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本校におけるグローバル教育の取組
①本校では、学年ごとに段階的な目標を設定し、グローバル教育を推進している。
・ 1年生
目標は「社会課題を自分事として捉えること」である。初めにウェルビーイング・ワークショップを実施し、自身・他者・社会のウェルビーイングの相互関係を理解する学習を行った。続いて、SDGsワークショップを通じて「誰一人取り残さない」社会の実現に向けた第一歩を踏み出した。さらに、異なる背景を持つ子どもたちの幸福について考える授業やミュージアム学習を通じて、個人の関心と社会課題の関連性に気づき、アクションプランを策定した。3学期にはその実施を予定している。
・ 2年生
エクアドル・韓国の交流校、ならびにアートマイル国際協働学習を通じてリトアニアの高校と協働学習を展開している。今年度はSDGs目標12「つくる責任、つかう責任」と目標15「陸の豊かさも守ろう」をテーマに探究を進めている。土曜講座では、自らの意見を形成し、他者に表現しながら協働する力を育成することを目標とし、学びや進路を社会課題と結びつける視点を養っている。
・ 3年生
目標は「異なる視点や意見を実践的知識に基づき判断し、他者と対話する能力の獲得」である。学びを社会課題と関連づけ、論理的に事象を捉えることで合理的な発想力を育成し、その成果を行動や文章で発信することに重点を置いている。

②土曜講座の展開
土曜講座では、SDGs、異文化、国際活動、地域社会、社会学、ジェンダー、子ども、情報、健康、自然科学、文学、心理学など多様なテーマを設定し、生徒が目標とする力を獲得し進路実現につなげることを目指している。大学や企業との連携により、外部講師の講義や専門的助言を受け、新たな目標設定や活動の発展に結びつけている。
活動例として、地域社会探究では巣鴨の高齢者を対象としたコミュニケーション促進・健康意識向上を目的とする宿泊施設の企画を行った。自然科学探究では植物由来成分による抗菌剤の作成を通じて、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」に貢献する取組を進めた。

③学園祭・修学旅行・ユネスコスクール活動
9月の学園祭では、各クラスがSDGsに関連する企画を通じて来場者に社会課題解決の重要性を訴えた。11月の長崎修学旅行では、平和学習の一環として被爆者体験談の聴取や現地ボランティアとの協働プロジェクトを実施した。
さらに、第6回ユネスコスクール関東ブロック大会では、運営校である成蹊学園が企画した「難民映画上映会」を協働運営し、交流会にて成果発表を行った。第二部の分科会では、本校の探究学習の成果を報告し、ユネスコスクールの理念に基づく教育実践を共有した。

来年度の活動計画

2025年度は、グローバル教育および進路を意識した探究学習のシラバスを大幅に改訂した初年度であった。2026年度は、この新たな取り組みを一層充実した学びへと発展させるべく、継続的な改善とブラッシュアップを図る。
グローバル学習においては、2年生が三つの国別グループに分かれて進める協働的探究活動において、中間発表の形式や成果物の水準に不均衡が生じないよう、発表方法および成果物の内容に関して統一性と均質性を確保するための方策を講じる予定である。

また、本校では行事の在り方についても見直しを進めている。修学旅行や学園祭を中心に、持続可能な開発のための教育(ESD)の拠点として機能するよう、学習活動を外部へ発信可能な内容へと再構築し、社会に対して教育成果を広く共有していく。

過去の活動報告