2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

SSH指定校として、未来創造プロジェクトにおけるSDGs達成のための研究とESDの実践を継続し、県内外でこれらをシェアする機会を増やしてきたが、本年度はコロナの影響により、昨年度参加した北海道・東北ブロック・ユネスコ・スクール発表会への参加や、3月に予定されていたハワイ・フィールドワークなど、様々な活動が中止となった。その様な中でも、中学ではSDGsに関連する新聞を紹介する掲示物を継続して作成した他、高校ではフード・ドライブ・プロジェクトを実施し、フードロス削減を目指して家庭クラブが「やまがた福わたし」と協働した。また、SSHの学校設定科目である総合探究では、中学生と高校生それぞれにSDGsを中心にして年間を通じて探究活動を実施し、毎年実施している成果発表会を2月10日に実施する。

一方、今年度はACCUのネットワークのお陰で、マレーシアの中等学校との交流が始まった。残念ながら予定されたオンラインによる学校間交流が先方のロックダウンにより延期になったままだが、先方の予定に合わせて実施する予定である。また地元の東根市が姉妹都市を結んだドイツのギムナジウムへはビデオレターを送付済みで、こちらとの今後の交流も期待される。

来年度の活動計画

未来創造プロジェクトにおけるSDGs達成のための研究とESDの実践を継続し、2020年度同様に成果を共有する機会を設ける。また、マレーシアの中等学校との学校間交流、そしてドイツのギムナジウムとの交流を、可能な形を模索しながら進めていく。