2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

SSH指定校として、未来創造プロジェクト(総合学習)におけるSDGs達成のための研究とESDの実践を継続し、県内外でこれらをシェアする機会を増やしてきた。本年度もコロナの影響により、北海道・東北ブロック・ユネスコ・スクール発表会への参加や、ハワイ・フィールドワークなど、様々な活動が中止となったが、その様な中でも、ACCUのネットワークのお陰で、マレーシアの中等学校とタイの中等学校との交流が始まり、生徒同士がeメールで直接交流している他、オンラインで交流開始式を行って、それぞれの学校紹介や文化的な発表(舞踊やコーランの朗読など)を行った。中学ではSDGsに関連する新聞を紹介する掲示物を日直が毎日作成して掲示し、高校では主に英語の授業内でSDGsに関する学習およびプレゼンテーションを行っていユニクロの「服のチカラ・プロジェクト」に協力した。一方、Standing Togetherという校内独自のサークルが募金活動をして東日本大震災の復興支援も行っており、SKYSEF2021という国際プレゼンテーション大会において、米から作ったプラスチック代替品の研究が部門1位を獲得した。また、本校のユネスコスクールとしての最大の活動である未来創造プロジェクトでは、SSHの学校設定科目である総合探究において、中学生と高校生それぞれにSDGsを中心にして年間を通じて探究活動を実施し、毎年実施している成果発表会を2月9日に実施する。

来年度の活動計画

令和4年度は、タイとマレーシアの学校との学校間交流をさらに発展させていく。特に7月開催予定の本校主催による英語プレゼンテーション大会において、オンラインを含めたSDGsを中心にしたプレゼンテーションを通じた交流や、授業での交流を計画している。