2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権

①世界遺産学習(5年)
【東大寺の大仏の魅力や周辺の世界遺産】
本校が在籍する奈良市は、自然が豊かで、奈良時代から残る寺社仏閣が存在する地域である。その中から東大寺の大仏殿の魅力を探り、自分の住んでいる町の再発見に繋げたい。
毎年現地に行き、東大寺や春日大社、国立博物館で、ガイドさんの話を聞きながらフィールドワークを行っていたが、今年はコロナの影響もあり、活動を縮小しフィールドワークをおこなった。奈良市から配布される「世界遺産学習」の副読本を熟読し理解を深め、さらにタブレットも活用し、調べ学習を行った。その後、学んだことをリーフレットにまとめ、下学年への紹介を行った。

また、今年度は初めて、地域のコーディネーターをゲストティーチャーに招いて、鳥見の歴史、地域の遺産や歴史について話をしていただく活動を始めた。この地に生まれ育った事を誇りに思い「文化財を受け継ぐ担い手」として、これからも多方面で活躍することを期待したい。

② 平和学習(6年生)
《1》 平和について考え、様々な人々との交流や調べたことを通して、平和に対する自分の考えを持つ。
《2》 日本や世界が歩んできた争いの歴史や悲惨さを知ることで、今ある平和を大切にしようとする心を育てる。
《3》 平和な世界を維持するための取り組みを知り、まずは身近なところから自分たちにはどのようなことができるかを考え、実行する力を育てる。
以上の3点を目標とし、学習に取り組んだ。

〈事前学習〉
戦争時の日本と世界の状況について学習し、その歴史について学ぶ。
〈現地学習〉
鶉野でのフィールドワークでガイドの方々から聞いたお話や特攻について現地の方から学んだことをまとめて整理する。
〈事後学習〉
自分で調べて分かったことや事前学習、現地学習で学んだことからポイントをしぼって、報告する内容を考え、友だちや保護者に伝える。

平和学習を通して、現在に至るまでの歴史や現在の日本が平和であることへのありがたさ、今後の日本を担っていく自分たちが果たすべき役割についての考えることができた。

来年度の活動計画

今年度取り組んだ内容を中心に継続して取り組んでいく予定である。

また委員会活動を中心にSGDsの活動にも取り組んでいく予定である。